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【2023夏最新】モンゴルのおすすめお土産アップデート

旅行の楽しみといえば、おみやげ!みなさんはどんなおみやげを買いますか?ほしいおみやげはありますか?
私がモンゴルに初めて行った2012年当初、おみやげ貧困国だったモンゴル。買いたいもの・買えるものがなかなか見つからず苦労しました。しかし、経済が成長して様々な国の旅行客が増えるとともにおみやげも発展してきました。この夏に行って気がついた新しいおみやげをちょっと紹介します。


トレンドは「モンゴル風のイラスト」

2018年に見つけた、「Yalguun」というブランド。モンゴルの民族衣装を着た女性のイラストが特徴的なブランドで、私も「こんなブランドができたか!」とびっくりしました。手頃な値段で日常使いできる、そしてちょっと斬新なデザインが好みで、私もカバンなどを持っています。

(ちなみにYalguunは小物だけでなく服も作っています。服はちょっとハードル高めです。日本では着られない。)
これが、2023年には進化!複数のブランドがこのような「モンゴル風のイラスト」を使った小物を売り出すようになりました。個人的に気に入ったのは、Nomadicaというブランド。絵がちょっとアニメチックなものもあり、日本人ウケしそうです。Yalguunはどちらかというと欧米寄りなのかな?

複数のブランドができたということは、それだけ商機があるということ。やはり、いいなと思って購入する人がいるんですね。買うなら、市内中心部のノミンデパート(モンゴル最初の国立デパート)へ。お土産物屋さんにもずらっと並んでいますし、YalguunとNomadicaのお店も入っていますよ。

スキンケア用品の人気は継続

モンゴル産の羊のしっぽの油やツァツァルガナ(サジーという黄色のスーパーフルーツ)を使ったスキンケア用品も2016年ごろから人気になり、その人気は継続している模様。前述のノミンデパートに2店舗が入っていました。

ラインナップはそんなに変わっていないかな?という印象。石鹸やボディーバター、シートマスクなどがおすすめでしょうか。
ちなみに、LHAMOURのハンドソープがMIATモンゴル航空の飛行機のトイレ内に備え付けられていました。これがいい匂い!

機内のトイレでLHAMOUR発見!

それから、スーパーなどで気軽に買えるブランドでBIOMONというブランドもできていました。ハンドクリームをはじめ、拭き取り化粧水などもありました。機内販売にもありました。ハンドクリームを買ってみたけど、可もなく不可もなくって感じ…まずは自分で使ってみて、おみやげにするか決めたほうがよさそうです。

拭き取り化粧水や、日焼け止めもありました。


真ん中のボトル2本がBIOMON
MIATモンゴル航空の機内販売誌のスクリーンショット

余談ですが、MIATモンゴル航空もコロナ禍の間に進化したようで、シートのモニターが廃止されてました。その代わり、機内wi-fiが使えるようになり、自分のデバイスで映画などがみられるようになっていました。機内販売誌もデジタルでした。ちなみにこのwi-fi、インターネットにはつながらず、機内サービスのみでした。

チョコレート

モンゴルのチョコレートといえばGOLDEN GOBI!しかし、ラインナップが変わっていて、個人的にはちょっとガッカリ。ウランバートルの様子を描いたパッケージが好きだったんだけど、普通の板チョコが多くなってました。あとさ、日本の夏が暑過ぎてチョコレートが溶けるというハプニングも。

2019年にコンプリートした、ウランバートルデザインのチョコレート。
歴代の建物がデザインされています。

持って帰れないけど、チーズ

これはお土産としては持って帰れないんだろうけど…モンゴルのチーズといえばアーロールという遊牧民が作る干しチーズだったんですが、欧米風のチーズも作れるようになりました。今はこんなにたくさんの種類が!

ノミンデパートで。一人で盛り上がってました。

質の向上&値上がり

今まではモンゴルのスリッパも人気のお土産でしたが、ちゃんと外で履ける靴もできたそう。しかし、1足4000円ぐらいするので断念しました。靴は歩きやすいのが一番…
それ以外にも、全体的に値上がりした印象です。まあ、物価も上がってるから仕方がないけど、「安くてちょっとしたものを買う」なら、買う場所やものを選ばないと難しくなってきました。ばらまき土産なら、ウランバートル駅の近くにあるメイドインモンゴルというお店がおすすめ。質はいろいろですが、個人のお店が並んでいて、靴下やキーホルダーなどがあります。

その他動向

お茶

これ、知り合いから1個だけもらって飲んだんですが、フルーツティーで美味しかったです。結局買えずじまいでしたが、こういう「ちょっと人にあげられる消え物」っておみやげで大事ですよね。

これ、なかなかおいしかったなぁ…

ロシア製品

ロシアの製品はどうなっているかな、と思ったら、減ってはいますが相変わらず流通していました。Alpen GoldのMAX FUNというチョコレートがあってうれしかったです(が、チョコレートそんなに食べないので買いませんでした)。マトリョーシカの顔のパッケージは見なかったかな。

2019年撮影。質も良く安くて、ばら撒きに最適だったんですが…

暑過ぎてカシミヤはチェックせず

今年はモンゴルも暑くて、カシミヤは全くチェックしませんでした。前は「なんでこれここについてるの?」「なんでこのデザイン」という、ちょっと残念なものが多かったですが、今はどうなっているんでしょうか?
カシミヤを買うなら、ベーシックなデザインのストールやセーターがおすすめです。ってか、それ以外日本で着られない。

おみやげの質向上は、発展の証

観光客がほしいおみやげが作れるって、発展しているってことだと思うんですよね。技術力もそうだし、マーケティング能力も必要だし、商品開発能力も必要。買ってもらえたら経済が回せて、またいいものが作れますよね。
本当に2012年当初は「ポストカードですら微妙…」って感じだったので、だんだん買いたいもの、自信を持って「モンゴルのおみやげです!」って言えるものが増えてうれしいです。みなさんもモンゴルに行く機会があれば、好きなおみやげを探してみてくださいね!

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