【選挙ウォッチャー】 参院選2022・東京都選挙区レポート。
6月22日公示、7月10日投票で、参院選が行われました。
この東京都選挙区は、定数6に対して、なんと、34人が立候補し、このうちの5人は反社会的カルト集団の「NHK党」です。カルトが大量に候補者を擁立してきたために、無駄に候補者が増え、選挙ボードの長さが足りずに、急遽、増設される事態まで起こりました。こういうところでも地味に無駄な支出をさせるのが「NHK党」です。
さて、このレポートは文字数と写真の枚数で金額を決めているので、おそらく過去最高額のレポートになると思います。候補者を一人ずつ解説していきますので、かなりのボリュームが予想されます。2980円のマガジンを申し込んでも、東京都選挙区のレポート1本で大部分の元を取れると思いますので、ぜひマガジンがオススメですが、東京都以外には興味がないという方には単品で読むこともできます。
今回の東京都選挙区の見どころは、れいわ新選組の山本太郎さん、日本維新の会の海老澤由紀さん、共産党の山添拓さん、自民党で元おニャン子クラブの生稲晃子さんらが議席を獲得するのかどうかです。
情勢的にはかなり離されているので、あまり注目されませんが、乙武洋匡さんやファーストの会の荒木千陽さんがどうなるのか。激戦ゆえに誰が当選するのかが気になることに加え、泡沫候補がたくさん立候補しており、年末に向けて大豊作の予感がしていました。
■ 松田美樹の主張
松田美樹は2019年の新宿区議選で当選しましたが、すぐに居住実態がないとして異議申し立てが行われ、選挙管理委員会が「当選無効」と判断しました。NHK党はこの判断をめぐって裁判を起こし、地裁、高裁ともに新宿区選管の「当選無効」を支持。最高裁で争うことになりましたが、あまりに敗色濃厚ということで、東京都議選に立候補することを理由に新宿区議を辞職し、表向きは自動失職という形を取りましたが、実際のところは、最高裁への上告を取り下げたことで高裁の判決が確定し、「当選無効」になりました。なので、松田美樹が語っている「元新宿区議」という肩書きは間違いです。正しくは「新宿区議でもないのに新宿区から2年ぐらい税金でメシを食っていた人」であり、本来であれば、このお金は返納するべきです。
現在、松田美樹は積極的に党の運営に関わっており、練馬区議の松田亘とともに、党の中心的な人物になっています。来年4月の統一地方選では、現職の松田亘が引退し、その地盤を松田美樹が引き継ぐ計画です。今後も政治家として活動してくる気満々ですので、この顔と名前は覚えておいていただき、絶対に投票しないようにご注意ください。
新宿区議会議員として当選無効になった反省が一切なく、厚顔無恥なことに東京都議選や参院選などに立候補を続けている、物の善悪の判断がつかない典型的なN国信者です。端的に言って「クソ」です。
■ 田中健の主張
田中健は、このたび「動物愛護党」なるものを立ち上げて、参院選に立候補してきました。本当に動物愛護に関心があるかは全然わかりませんし、もともとは高速道路代を踏み倒す「フリーウェイクラブ」に所属していた人物です。江戸川区議の経験があり、今後もNHK党公認ではなく、無所属で江戸川区議選に立候補してくる可能性が高いので、こいつがN国党員であるということは忘れないでいただきたいと思います。NHK党にカラんでいる時点で、「物の善悪の判断がつかない人間」です。
これまでにも静岡4区の衆院補選や、昨年10月の衆院選、そして今回の参院選と、さまざま立候補していますが、尊師・立花孝志にメシを食わしてもらっている立場なので、「尊師に言われたら出る」というスタンスで各地に立候補しています。最近はSNSでNHK党の批判をすることもあるようですが、それでも根本的にはN国党員であり、N国信者なので、来年4月の江戸川区議選まで、この顔と名前を覚えておいていただき、絶対に投票しないように、ご注意いただきたいと思います。
■ 長谷川洋平の主張
長谷川洋平は、炭作り職人として働いていますが、それだけではメシを食っていけないのか、最近ではUber eatsの配達員をしています。訴えてることはベーシックインカムの導入で、これを言っている時点で情弱です。N国信者やN国党員が、うだつの上がらない40代から50代のオジサンであることを、この長谷川洋平の風貌や主張を見てみれば、一発で分かるのではないでしょうか。
ベーシックインカムという政策は、国民全員に現金10万円を配ることすら1回やっただけで終わってしまう、今の日本では実現の可能性がありません。僕と長澤まさみちゃんが結婚するぐらいの確率でないと言っても過言ではありません。しかし、実現できるか実現できないかを検証することもなく堂々と主張してしまうのが「N国党員」です。そもそも普通に考えることができる脳味噌を持っていれば、NHK党なんかに入りません。
長谷川洋平は、来年4月の統一地方選のスケジュールで行われる三鷹市議選に立候補する予定なので、ぜひ面倒臭いですが、この顔と名前を覚えておいていただき、絶対に当選させないようにお願いします。
■ 猪野恵司の主張
猪野恵司は、2019年の参院選で300万円の供託金を自腹で用意して立候補した、いわゆる「自腹組」と呼ばれるメンバーです。そのため、優先的に立候補の権利が与えられ、昨年10月の衆院選にも立候補し、今回の参院選にも立候補していて、相変わらず気持ち悪いです。
バレエ教室の先生をしているそうで、「バレエ大好き党」なるものを立ち上げ、バレエだけでメシを食っていける社会にするというのが公約です。それはどうでもいいんですけど、きょうび、NHK党を支持している人がどんな風貌なのかを知っていただくには、このポスターを見ていただければ分かりやすいと思います。こんな感じのうだつの上がらないオジサンたちがNHK党を応援しています。
ちなみに、猪野恵司は来年4月の統一地方選のスケジュールで行われる渋谷区議選に立候補する予定となっていて、この名前と顔だけは覚えておいていただき、渋谷区議選では絶対に落選させるように、よろしくお願いいたします。
■ 説田健二の主張
説田健二は、古参のN国信者です。「政経ゆっくりチャンネル」というアカウント名で、最近はアクセス数が稼げる「参政党」を熱心に撮影していますが、昔はN国党や尊師・立花孝志の動画をアップして、YouTubeで収益を稼いでいた、半ばニートみたいなオジサンです。
今回は「議席を減らします党」なるもので立候補していますが、今、世の中の人が最も減らしたい議席は「N国党の議席」でしょう。「今の政治家無理」をキャッチフレーズにしていますが、「オマエの方がよっぽど無理」という話で、ガーシーこと東谷義和をはじめ、反社会的カルト集団にはこの国の政治から撤退していただきたいと思います。
さて、「N国信者」とは、どんな人なのか。熱心に「N国党」を信じている人たちは、40代から50代のうだつの上がらないオジサンたちで、まさに「説田健二のような人」です。説田健二の「腹まわり」を見れば、N国信者がどんな人間なのかは一目瞭然です。
説田健二は、かつて僕が柏市議選の取材をしていた時に、断りもなく僕を撮影し、僕の顔をYouTubeに無断掲載した、クソ気持ち悪い野郎です。当時は、説田健二も一般人だったため、こちらがやり返すかのように、説田健二の気持ち悪い風貌をアップすることはありませんでしたが、今となっては候補者になりましたので、「N国信者の風貌」を皆様にご覧いただくことができます。
物の善悪の判断がつかない「反社会的カルト集団」の一員として、ただの信者ではいられず、とうとう候補者になっているわけですから、これからは重度のN国信者として、多くの人から後ろ指を差されながら生きていく運命です。
今のところ、次の地方選への出馬は表明しておらず、今後は参政党を追いかけて動画を撮影していくのみかもしれませんが、断固として政治家にしてはならない人間であることに変わりはありませんので、この名前と顔は常に記憶していく必要があります。
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