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冬瓜チャレンジ/kushmanda challenge part 2


冬瓜を使った和食やインド料理

*冬瓜チャレンジ1からの続きです

冬瓜の効能をおさらいすると、

<冬瓜/winter melon/kushmanda>
◎ラサ→甘味
◎グナ→軽性、油性
◎ヴィールヤ→冷性
◎ヴィパーカ→甘味
作用
💫血液性疾患に良い、鼻に良い
💫記憶力や知性を高める
💫物忘れ、アルツハイマー、IQが低い子供に役立つ
💫咳、熱、結核などの呼吸器系の病気に有益

身体を潤しながら滋養する働きがあります。熱で火照って乾燥してカラカラになった肌に、化粧水とクリームを与えるとヒンヤリしてしっとりする、そんなイメージです。インド料理でも和食でも使う食材なので、どんな風に使えるかチャレンジしてみました。何か献立のヒントになると嬉しいです。

11 冬瓜の白味噌仕立て

切り揃えることで端正な仕上がり

冬瓜、こんにゃく、椎茸は形を切り揃え、こんにゃくと冬瓜は下茹でしておく。お出汁に材料を加えて火をつけて煮えてきたらお砂糖と味醂で味が含むまで煮る。最後に白味噌を加えて味を整える。

12 冬瓜とゴーヤとパプリカのサブジ

パンチャホロンで味付け

冬瓜は小さめ角切り、ゴーヤとパプリカも小さめに切り揃えておく。鍋にマスタードオイルを熱してパンチャホロンをいれる。ターメリック、レッドペッパーパウダー、ヒングを加えてひと混ぜし、ゴーヤとパプリカを混ぜ合わせる。油が回ったら冬瓜と塩を加える。蓋をして弱火で火を通したらチャートマサラで味を整える。

13 冬瓜ジュース

水分補給として

冬瓜は皮をむいて種をとり水を適宜加えてミキサーにかける。そのままでもいいし漉してもいい。そこにレモン汁、ジンジャーパウダー、砂糖、カルダモンパウダーで味をつける。

14 冬瓜の葛煮

和食らしい一品

土井善晴先生のレシピから。冬瓜は皮をむいて種をとり切り分けて下茹でしておく。出汁に冬瓜を加えて火にかけ、塩と味醂で味をいれる。最後に薄口醤油を加え、水溶き葛でトロミをつける。

15 冬瓜ののっぺい

根菜が入って歯応えに変化が出る

土井善晴先生のレシピから。冬瓜は皮をむいて種をとり切り分けて下茹でしておく。こんにゃくも下茹で。ごぼうは切ったら水にさらす。椎茸、にんじんも切り揃える。出汁に冬瓜以外の野菜を入れて煮る。数分後に冬瓜を加えて砂糖、酒、味醂、醤油で味をいれる。

16 冬瓜とアスパラガスのカレー

さらっと食べられるカレー

キッチンスタジオペイズリーで習ったメニューから。冬瓜は皮をむいて種をとり一口大に切り分ける。鍋に油を熱してクミンシードをはじけさせてから玉ねぎ微塵切りを炒める。ターメリック、レッドペッパーパウダー、ガラムマサラ、塩を入れて馴染んだらトマトを加えてペーストにする。冬瓜とお水を加えて火を通し、最後にアスパラガスを加えて味を整える。(レシピ確認しなかったので本家とは微妙に違うかも)

アスパラガスは女性は是非取るべき食材。アーユルヴェーダではシャタバリという特に女性に最適なハーブがあって、それに1番近くて入手しやすいのがアスパラガス。なので、もりもり食べましょう。

17 冬瓜と茄子のカレー

秋茄子を食べるタイミングとは

レシピは香取薫先生の「本格カレーとビリヤニ最速レシピ」から。時短アイデアも紹介されてるので、これは是非本を手に取ってご覧ください。

昨日はアスパラガスが女性に良い食材と紹介しましたが、茄子は傷の治りを遅くする性質があるとインドでは言われているそうです。なので月経中の女性は食べない方が良いかもですね。秋茄子は嫁に食わすな、もそういう考え方でもとらえると面白いです。

18 冬瓜とラム

元レシピは豚肉

冬瓜は下茹で、塊のラムは一口大にして塩胡椒して加水して圧力鍋で10分加熱。ラム、ラムのスープ少し、冬瓜を鍋に合わせて味醂少々で煮込む。最後に白味噌たして味を整える。

dancyuのンブジーレシピを参考に、豚肉の代わりにラム肉で。

19 冬瓜の塩揉み

シンプルな調理の時は良い調味料が大切

土井善晴先生のレシピから。冬瓜は細長く切って塩揉みしておく。水で洗って軽く水切りする。そこに紫蘇を加えて梅干しで和える。

そんな感じのレシピでしたが、美味しい白梅酢をいただいたのでそれをたらしました。調味料が良いとそれだけで美味〜

20 冬瓜の砂糖漬け

インドのアグラ名物のpetha

冬瓜は切り分けたらフォークで穴をあける(オプションでその後に石灰水に一晩漬ける)。冬瓜はよく洗って下茹でする。氷砂糖を水で溶かしてシロップを作り、そこに冬瓜を加えてシロップを絡める。取り出したら乾燥させる。

インドのアグラ名物のお菓子ペター。前回はサフラン入りで作ったので、今回はなしで。そして前回はとっても甘かったので今回はお砂糖を減らしてみたら、出来は前回の方が良かった。これだけシンプルなお菓子だと日持ちさせるためにもお砂糖の量は減らしてはいけないのだろうな、というお勉強になりました。

お菓子から和食、インド料理、ジュースと幅広く使える冬瓜。夏が旬でも冬まで保存が効くから冬瓜という名前になったそうです。効能も素晴らしいので夏にはせっせと食べたい食材。楽しいチャレンジでした。

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