心理専門職に求められるモデル〈心理学〉
科学者-実践者モデル
科学的視点に基づいた、実践の有効性の検証と改善
→ エビデンスベイスド・アプローチ
● 実践者 心理的問題解決の専門性
● 科学者 科学的にものを見る態度(科学者 ≠ 研究者)
生物-心理-社会モデル
多職種協働チームの一員として、研究も含めた専門性の活用
● 生物 精神医学の理解、医療職との協働
● 心理 心理学の知見と技法に基づく専門性
● 社会 コミュニティ・アプローチ、
多職種協働チームへの参加、行政との連携
チーム・アプローチ
エビデンスベイスド・アプローチ + コミュニティ・アプローチ を用いた、組織で役立つ多職種協働のこと。生物・心理・社会モデルの理解を促し、医療・看護職、心理職、教育職、福祉職、行政職等のコラボレーション(協働)によるチーム支援。
多職種チーム支援
病や疾患等の問題行動に対する、各領域(医療、教育、産業、福祉、司法等)による連携支援
● 生物 医療職・看護職(脳、神経、遺伝、細胞)
● 心理 心理職(認知、感情、イメージ、信念、ストレス)
● 社会 福祉職・教育職・行政職
(ソーシャルサポート、組織、制度、経済、文化)