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チャレンジワンオペ電車応用編〜新幹線にも乗ってみた〜

ここ数年特急SONICに乗ってよく実家には帰省していた。

約2時間の鉄道旅。
子ども2人連れて、大人は1人。荷物は沢山あるが、子どもが寝てしまうと抱っこと荷物でてんてこ舞いになるなかなかの修行である。

でも電車に乗ることが好きな私にとっては結構楽しい時間だったりする。

そして今年の夏休み中に、今住んでいる大分から神戸まで子ども2人大人1人で片道だが移動する機会を得た。

5歳児、2歳児、アラフォー母の珍道中。どんなに少なく見積もっても移動時間は4時間弱。果たして上手くいくのか。不安になりながらも、準備は大切!と思い電車内で楽しく過ごせる対策(子どもだけでなく母も)をして乗り込んだ。

事前に準備していたこと

百均で電車の中でも支障が出なさそうなおもちゃをチョイス。今回は5ピースのパズルが3つ入っているものとシールブックを各々2個ずつ準備。

新しい本を2冊。特急の中は揺れるので読めないが、新幹線は比較的揺れも少ないから少し読み聞かせも可能かもと思い購入。

子どもたちには特急電車に乗って、途中乗り換えのところでお昼ご飯を買って、そこから新幹線に乗って、シャトルバスに乗れば当日泊まるホテルに着くよと事前に移動の予定を伝えておいた。
何事も見通しが立たないとソワソワする上の子にとっては予告する事で、安心するようで、お互いのストレスがかなり緩和されるのである。

出発前に駅で調達したもの

まずは特急電車に乗る前に飲み物とお昼ご飯に支障が出ない程度のおやつを調達。
ここでポイフルというグミを購入。ポイフルがこの後とてもいい仕事をしてくれる。あとは子どもたちの目を盗みながら食べる母のおやつも調達。大人だって車内で楽しく過ごしたい。自分の機嫌は自分で取るスタイルである。

特急内では

なんとか2人席を2列確保して、回転させてボックス席のようにして移動。
兎にも角にもとても揺れる電車。個人的な見解ではあるが、別府から中津がどうしようもなく揺れるといつも思う。
あまり下の方を見ると酔いそうなので、なるべく子どもたちも含めて景色を見ながら過ごす。電車の中から、人が何人ぐらい見えるかや、トラック数えようなど景色に集中できる遊びでやり過ごした。

駅で買ったポイフルは特急が駅に停まる毎に手のひらに幾つか出して、次の駅まで食べてもらうスタイル。味が4種類あるので、意外と飽きがこない。違う味を組み合わせて食べるのもオツなものであった。

特急から新幹線へ乗り換え

小倉駅で特急から降りた。小倉は特急と新幹線の乗り口があまり離れていないため、新幹線のホームまではあまり時間はかからないはずだった。
それでも約25分ほどの乗り換え時間を確保していたが、大きいスーツケース+子ども2人を連れての移動はなかなか骨が折れた。
コンビニに寄る時間を確保していたが、バタバタしながらお昼ご飯のパンとおにぎりを購入。
食べる時にあまり手が汚れなさそうなものを選んで買った。
あとはみんなトイレを済ましておく事にした。電車内のトイレは揺れるし、子連れで車内の移動は最小限にしたい。

そんなこんなですぐに新幹線が到着する時間になった。

新幹線内では

新幹線に乗ったのは11時半頃だったが、早めの昼食をとる。
ここで「しんかんせんのりたい!」と言ってテンションが爆上がりだった下の子がランチの途中で昼寝モードに突入してくれた。おにぎりをくわえながら。
普段ほぼ昼寝が消失している状態ではあるが、12時から14時の時間帯だと乗り物に乗ってる時限定だが寝ることが多い。
2時間の長い移動時間をそこに当て込めるようにして予定を組んで無事に作戦大成功となった。

子どもが1人寝ていると、2人見ている時よりも数段自分に余裕が出てくるのが分かるので、そこから1時間は上の子と話ながら、新しく買った本を読んで過ごした。
1時間の昼寝から下の子が目覚めたのちにおやつも食べて、無事に新神戸まで辿り着いたのであった。

片道の電車移動であったが、事前準備のおかげで大きなトラブルもなく移動ができた。

世間では子連れに厳しい話も聞こえてくることもあるが、特急では席がきちんと確保できるように手伝ってくださったおばさま。新幹線では3列の席を空けて下さったおにいさん。
親切な方々に支えられて、直接は恩は返せないかもしれないが、自分も子ども連れには親切でありたいと再認識した。本当にありがたかった。

少し自信のついた母は今度はどこに行ってみようかなと、次の長い休みを少しだけ楽しみにしている。


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