周りをバカばかりと見下していた私が、変わりたいと思えるようになるまで
みなさんこんにちは。ままちです。
都内の某SMB向けSaaS企業で、マーケターとしてサービスグロースのための集客・CRMを担当しています。
来週で32歳になるというタイミングで、色々と気づきがあったのでこのnoteに記します。
少し前までの私のように、
「今の仕事は自分の器に合っていない」
「自分はもっと評価されるべき」
と悩んでいる方に読んでいただけたら嬉しいです。
誰よりも働いているつもりだった20代
大学卒業と同時に、化粧品や美容機器を取り扱うメーカーに就職しました。営業や商品企画などを経て、最終的にはブランドマネージャーとして国内向けの販売戦略を立案・運用していました。
要領は良い方ではありませんが、気合と根性と熱意で小さな結果を積み上げ、社内での覚えもそれなりに悪くはない位置に。評価が伴わずに嘆く同僚や部下を見て、(そんなん言うならもっと頑張ればいいのに) と内心見下していました。
いま思うとクライアントへのおべっかだとハッキリ分かるのですが、取引先の人からの「ままちさんが居ないと御社は持ちませんね!」という言葉を真に受け、(私がこの会社を変えていくんだ!) という熱意に燃えていました。
上司や取引先からすると全くもって良いカモですが、向けられる甘い言葉を自分に対する評価と勘違いし、自分よりも怠惰な社員を劣った存在として内心見下していました。
あれ、何のために生きてるんだっけ?
残業時間の通知メール (見せしめのためにランキング形式で全員送信されていた) の上位者同士で自虐を言い合う、言ってしまえば「イタイ」社会人生活を送っていた私ですが、28歳で結婚、30歳になる歳に出産を迎えてだんだんと価値観が変わってきました。
積み上がるシワだらけの洗濯物、冷蔵庫の中で無駄になった食料、待ち疲れてソファーで寝落ちする1歳児。
そこまで家庭を犠牲にしても、思うように結果を出せない苛立ち。
またたくまに精神状態は不安定になり、このままではいけないと、自分の働き方を見直しました。
転職して気づいた、愚かで幼い自分
結果的に転職活動をし、現在のSaaSにジョインしました。 (この言葉使ってみたかった)
入社の決め手は働きやすさはもちろんですが、「やる気のない、能力の低い人が居なそう」=高いレベルの働き方が出来そう、というのが本音の所でした。
やることもやらずに文句ばかり言う同僚の中で孤軍奮闘していた(つもりだった)私は、自分の意思で、より高いパフォーマンスで役割を発揮出来るステージがもっと他にあるのでは、と考えていたのです。
結果的に、それは大きな誤りでした。
入社して1週間、何をすれば良いのか分からないんです。
「サービスを大きくする」ために何が必要で、何から着手すべきか。
課題を抽出して、優先順位をつけてアクションをする。
今まで当たり前にやってきたと思うことが出来ない。
業界が違うから、まだ入ったばかりだから。
そんな問題ではなく、頭の中が真っ白でした。
いくつか提案しても、「Howに寄りすぎている」というフィードバック。
これまでの9年間、私がやっていた事は課題解決ではなく、与えられたタスクをより多く、より早くこなすことだったのだと気付かされました。
それなりに自分の事を優秀だと自負していた私は、入社早々にそれなりに打ちのめされました。
なりたい自分と、今の自分の座標
特定の人からの評価に依存するのではなく、自分のことを自分で評価できるようになりたい。
あと5年早く気づきたかったというのはありますが、このことを自覚できたのは幸運でした。
そしてもう1つ幸運だったのが、転職時に重視していたふたつのポイントは入社後も大きくブレていなかったことです。
転職して約4ヶ月、家族との時間をより多く取ることが出来るようになり、心から尊敬できる上司や同僚に恵まれています。
「この人のこういうところは私には無いな」「こういう伝え方、私も真似してみよう」
自分の能力が一日で急激に伸びることはありませんが、少なくとも日々を過ごす上での気持ちの健康状態はとても良くなりました。
現在地を確認できた上半期。
下半期は少しずつ、出来ることを増やして自分のことを好きになりたいです。
30年以上、自分の存在価値を「人からの評価」で測っていた私には具体的に何をすれば自分がその状態から抜け出せるか分かりません。
「なりたい自分」と言われて思い出すのは、「夫に自慢の妻だと思われたい」「息子にかっこいいママだと思われたい」やっぱりそんな自分です。
なのでなりたい自分はこのnoteには書けませんが、見つけていけるように頑張ります。
下半期がんばること
まずは「人の評価で自分の価値を測るのを辞める」こと。
そのために下記を頑張りたいです!
・好きなイラストで、何らかのアウトプットを続ける。下半期のうちにお仕事を3つ受注する!
・自動車免許を取る!(もうすぐ仮免)
・毎日、noteの発信を続ける
実は何度もエントリーnoteを消しては書いて、を繰り返している私。
初めて恥部を赤裸々に語ったこのnoteは絶対に消さないぞ!という強い意志と共に、ここに宣言します。
最後に
結局何を言いたいの?という記事になってしまったのでまとめを。
転職という選択をするか否かは置いておいて、自分の置かれた環境に閉塞感を感じたら、とにかく色々な人と話してみるのが重要だなと感じます。自分よりも理想的だと感じる環境に居る人、自分と同じ悩みを抱えている人、それを乗り越えた人。
私の場合は、環境のせいにしていたけれども実際は自分の捉え方の問題でした。結果的に転職先に恵まれたので良かったですが、そうでなかったらもっと悪い状況に陥っていたかもしれません。前の会社に残っていれば、もっと高い収入や地位を早く得られたかもしれません。
自分の判断には満足していますが、タラレバを言っても何にもなりませんが、選択肢を広げるという意味でもっと沢山の人と話せばよかったなと言う気持ちはあります。
いまはSNSを通じて色々の人と直接対話が出来るので、私も自分の課題を解くために色々な人と話をしていきたいなと思います!
まとまらない散文でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございます!
同じような悩みを持っている方、いっしょに頑張りましょう!
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