冷えは万病の元=温泉は万病の薬??
要は人間冷えが敵!温まりやすく冷えにくい雲見温泉(塩化物泉)は万病の薬?ここに来てくれる旅人の皆さんに、「だから雲見温泉は○○にいいんだよ」と言えるようになりたい!と思って調べてみました。
よく温泉へ行くと、【一般的適応症】と書いてあり、どんな症状にこの温泉が効くのか、とか書いてありますよね。
リウマチ〜や、五十肩〜、など、今はまだ若いおかげか?特に当てはまるものもなく全然気にしてなかったのですが、改めて見てみました。
雲見温泉の一般的適応症はこちら。
神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・
関節のこわばり・冷え性・きりきず・
やけど・慢性婦人病 等 (HP)
なぜこれらの症状に温泉が働くのか、調べていくと、要はあったかくなることによる効果がほとんど。なので、温熱効果について、そして最後に雲見温泉の特徴である優しい湯触り(中性)としょっぱさ(塩化物泉)のメリットを紹介します。
(色々調べてはおりますが、あくまで勉強中の個人的なまとめです)
温泉の温熱効果
温熱作用の説明はこちらをメインに読みました。勉強になります、、難しい〜、、ほとんどこの中身を噛み砕いた内容になりました、ご了承ください。温泉検定勉強しよ。(日本温泉協会)
└痛みがやわらぐ
温湿布とか、あったかマッサージグッズとかも似たようなことかな。あったまることによって痛みを感じる神経が鈍くなるらしい。筋肉痛や神経痛、そういった痛みがやわらぐ。
└筋肉がほぐれる
「筋肉の緊張が解ける」って言い方してますね。強張りがなくなって、凝り固まった腰や肩がほぐれて効くそう。
└血行が良くなる
前回ナトリウムの効果でも触れましたね、温まることと温泉成分が身体に浸透し働きかけることで、血行が良くなり芯から温まる。
もう一つなるほど〜ポイント。人間の身体は基本36〜37度を一定に保とうとしてるんだけど、身体の表面が温まりすぎると、熱を逃さなきゃと、体内のまだあったまってない血を送ることによって外側の熱を冷まそうとするんだと。そしてあったかくなった血の熱を逃がそうと汗や呼吸が活発になるんだと。だから血液の巡りが良くなる。老廃物も一緒に出ていく。人間の身体って良くできてますね。
└免疫力UP
あっつすぎるとやけどしちゃうけど、適度な熱さは、次にその熱さが来ても大丈夫なようにと身体が覚えて、身を守るために細胞がバージョンアップしてくらしい。
具体的にいうと、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)と呼ばれる細胞があり、体内で自然と作られて腫瘍やウイルスなど異常なものを察知すると攻撃をしかけてくれるんだとさ。塩化物泉で温まった方が水道水より免疫力効果が持続したとの研究結果も。面白い。たくましい人間の自然免疫力。
└自律神経・女性ホルモンを整える
一般的適応症に書いてある慢性婦人病。いまいちイメージが出来ず、調べてみると、
慢性:
症状は重くないが長期間なかなかなおらない状態
婦人病:
月経不順や生理痛、更年期などホルモンバランスの乱れに伴う身体の不調、病気
なるほど、女性特有の体調不良、そして付き合っていくしかないと諦めてるものもきっとたくさん。そんな慢性婦人病に温泉がどう働くのか調べていくと、それらの症状と冷えの関係性が少し分かりました。
冷える→筋肉が緊張する→自律神経や女性ホルモンの乱れにつながる。逆も然り、女性ホルモンの乱れが冷えにつながる。
冷えが起こす身体の収縮が、自律神経や女性ホルモンバランスの乱れと関係してるということは、温まることで和らぐと言えますね♨️
参照: 冷えと女性ホルモンについて
中性温泉と塩化物泉のメリット
温まりやすく冷えにくい「熱の湯」雲見温泉。
さらなる特徴として、その優しい湯触りとしょっぱさがあります。肌への負担が少ない中性温泉と塩分濃度が高い塩化物泉。雲見温泉の一般的適応症切り傷ややけどになぜいいのか。
PH7.3、中性の雲見温泉。
一般的に、ph値が7.5以上は「化粧水のよう」と例えられるようなとろとろアルカリ温泉。ph値が6以下だと「殺菌効果抜群」のぴりぴり酸性温泉。
中性は、肌への効果に特徴はないけど、その分肌への負担が少なく存分に温浴効果を味わうことができますね。そして塩化物泉なので塩による殺菌効果があり、少ない負担で切り傷ややけどにも効くといえます。
まとめ
さまざまな身体の不調が冷えからくることが多いんですね〜。温泉で身体を温めることは、痛みを和らげたり整えたり。人間にとって必要な行為と言えます。短時間で温まり冷めにくい保温効果抜群の雲見温泉は、皆さんの抱える身近な不調を少し和らげてくれるかもしれませんね。♨️
追記
宿に掲載している温泉分析表をよく見ると、【泉質別適応症】と表記がありました。
きりきず・冷え性・末梢循環障害
うつ状態・皮膚乾燥症
保温性保湿性から期待できる効能、塩分濃度が高いことから期待できる効能が紹介されてますね。
ぱっと分からなかったのが、なぜうつ状態になぜ塩化物泉がいいのか。環境省の情報見ていると、その他単純泉と硫酸塩泉を合わせた3つの泉質で、うつ状態に効くと紹介ありました。別日のテーマに出来たらな〜と思います。(環境省)
※分かりやすく雲見温泉と称しておりますが、源泉は三浦(さんぽ)温泉です。源泉のお話はまた今度♨️
※勉強中ノートのため、記事に修正が入ることあり。ご了承くださいませ🙏
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?