自分らしい、フリーランスとしての働き方
怒涛だった非日常の沖縄ワーケーションの旅を終えてからは、しばらくnoteから離れていて、書くのはすごく久しぶりな感じがする。
最近は旅に行く前と同じような相変わらずの日々を過ごしているけれど、仕事に関してショックなことがあったりして、落ち込んでいた。
仕事の悩みの種類はその時々でいろいろだけど、つくづく私って仕事に悩まされる人生だなあ、と痛感している。
なんだか仕事以外の状況含め、もう私生きてる意味あんのかって感じることも多々あるけど、それでも前に進むしかないと思って、なんとか生きてる。
ただ最近、仕事の悩みのうちのひとつが解消されたことで、あらためて気づきがあった。
4月から始めているアクセサリーブランドのECサイトのお仕事。
連絡手段がLINEで、土日も夜も関係なくグループラインにメンバーとのやりとりが初期の頃から飛び交っていた。
それに対してたとえ土日や夜であっても、「反応しなきゃ」「早く返さなきゃ」と囚われてしまうことが、休みなく常に縛られている感じがして、最近、気づけばかなりストレスになっていた。
(あらためて思うけど、メールにはないLINE独特のいつでも返さなきゃいけない、みたいな無意識の圧ってなんなんだろう)
会社員だったら当たり前のように明確に提示される勤務時間帯なども、今回、フリーランスとして初めて受けた仕事で、特に決めずになあなあにしてしてしまっていた自分にももちろん、責任があると感じていた。
大体、仕事の連絡ツールがLINE、というのもiPhoneをプライベート用しか持っていない私にとってはやっかいで、プライベートと仕事の連絡ツールがごっちゃになっていることで、土日や夜にも仕事の連絡を見ざるを得ない状況で、オンとオフの切り替えが難しくなってきていた。
そこで仕事用にiPhoneをもうひとつ持って、LINEアカウントを新しく作ることを真剣に考え始めていたら、母が使わなくなった昔のiPhoneを持ってる、ということで、番号の契約はせずに自宅の電話番号でLINEを仕事用に新規で登録し、Wi-Fi環境のみで仕事用iPhoneは使うことにして、なんとかことなきを得た。
(電話番号がないと登録できなかったり、一つの端末で複数アカウントが作れなかったりと、ここに行き着くまでLINEの仕様にはなかなかに悩まされた。)
ちょうど新しくLINEアカウントを作ったタイミングで、社長とたまたま2人で話すことがあったので、これはチャンスと思い、土日や夜の対応についてしっかりと話してみた。
「今後私は、土日祝、夜の対応はしない」
そうやってやっとはっきり言うことができて、了承を得たので、今後は心置きなく休みの日や夜を過ごせることにすごく安心した。
iPhoneを2つに分けてLINEアカウントを新しく作ったことで、休みの日や夜に連絡が来てもそもそも見なくて済むし、連絡がきてたとしても、罪悪感を感じることなく、自分の対応時間内に対応すればいい。
たったそれだけのことかもしれないけど、その問題が解決されたことで、すっと肩の荷が降りて、あらためて、自分にとっては「仕事とプライベートをきちんと分ける」ということは大切なことなんだな、とすごく実感した。
今のアクセサリーブランドに関わるメンバーはみんな、「仕事大好き!」「このブランド大好き!」というのがとても伝わってくる。
だからこそ、彼女たちは、土日だろうが深夜だろうが関係なく四六時中連絡を取れるのだろうと思う。
最近はそんなみんなに対して、ついていけない、理解ができない、と感じてしまっていたのも事実だし、だけど同時に、それって単に仕事に対して私のやる気が足りてないってことなのかな、自分の意識が低いのかなって、罪悪感を感じたりもした。
だけど、私は私なりに、やれる範囲で精一杯仕事を頑張りたいと思っているし、真剣に向き合っている。
ただ、プライベートも同じくらい大事で、私は休みの日はきちんと仕事から離れたいし、連絡もとりたくない。
周りに無理に合わせる必要も、自分のスタンスを変える必要もないと、悩んだ結果、今は自信をもって言える。
フリーランスだからこそ、働き方は自分で決められる。
そこに正解はないし、自分で正解を作っていくものだし、やる気があるとかないとかの問題でもない。
これからも自分の大事な部分は曲げずに、できるだけ自分のペースでやっていけたらいいな、と思う。