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中学入試によく出ると言われる作家さんの小説を久しぶりに購入して読んでみて


私は本が好きで図書館に行き、じっくりと選んで毎回、1人の限度10冊を借りてくる
期限まで読めない時は、次に借りる人がいなければ延長してもらい、次の人がいる時は読まずに返却になることもある

借りた中でとっても気に入って手元に置いておきたい時は購入している

1年前の重松清先生のサイン会で
重松清先生の「カモナマイハウス」を購入し、
サインしていただいて以来、本はしばらく購入していなかった。

「あの本、読みました?」というTV番組を見て

TV番組はニュース以外ではオンタイムではほとんど見ないようにしている。番組表を見て面白そうな番組だけ録画して、食事タイムに見ている。
私の住んでいる地域では9/12に放送された「あの本、読みました?」の番組説明で、中学入試に出題された作品&作家ランキング発表!という言葉に惹かれて初めて録画し、10月に入ってから見た。
本好きの鈴木保奈美さんとともに次に読みたい1冊を見つける番組とも書いてあった。
もちろん、重松清先生がランクインされているはずだろうと思い、期待を込めて番組を見ていく。

中学入試の国語で出題される小説は時代を映す鏡らしい

教育ジャーナリストのおおたとしまささんと進学塾SAPIX小学部国語科教科責任者の国定英太さんがゲストに来られていて今の出題傾向を話し、SAPIXが集結した首都圏と関西地区の主要校300校の中で題材として約700本くらいのものをランキング化した2024年中学入試で扱われた小説にまつわるランキング10位がまず出てきた。
この中に重松清先生は入っていません。
えーなんで、なんで?
と視聴進めていくと、
中学入試入試で扱われた小説の数が多かった作家ランキングが出てきて1位が隠れた状態で出てきて
隠れた状態から表示されると、重松清先生でした!!よかった〜!
司会のアナウンサーの角谷暁子さんが中学受験した20年前も「重松清さんの本は読みなさい」って言われたそうです。
重松清先生の次に多かったのが青山美智子先生です。
そしてその後にゲストで青山美智子先生本人が出演されました。

作家さんが自分の小説の出ている入試を解くと

青山美智子先生のデビュー作の「木曜日にはココアを」という話が開成中学の入試に使われて以来青山美智子先生の小説全部が毎年コンスタントにどこかの入試に使われているらしい。
青山美智子先生は開成中学の入試で使われた問題を入手して解いてみたらしい。
そしたら作者の意図と違うというか問題でなかなか解けなくて、「私 開成中入れないな」と思ったらしい。答え合わせすると青山美智子先生が選んだものと違うといって具体的にその箇所を言っていた。
そして青山美智子先生は
「著者の意図と違う答えが正解になることで、それがお受験っていう大切な場で合否が決まっちゃう。どういうふうに問題作ってる?」という疑問を国定さんに聞いていた。
国定さんは「受験の中では切り取られて一部分が文章で出てくると、切り取られた部分の中で読み取れることってなんだろう?っていうのが試されてるのが中学入試の国語の問題なのかなと思う」
との答えでした。
その続きの出演者の方4人の話も興味深かった。

さっそく、「木曜日にはココアを」を購入しました

青山美智子先生の本を読んだことはなかったのですが、このTV番組を見て、青山美智子先生の意図と違う場所を含めて「木曜日にはココアを」をとっても読んでみたくなり、購入して読みました。
読んで見て
とても優しい文章だなぁと思いました。
ほっとすると言うか、胸が温かくなると言うか
気持ちが落ち着く感じがしました。
優しい気持ちって大事ですよね。

忙しかったり、体調悪かったり、イライラしている時、優しい気持ちを取り戻すために読むのにいい本だと思いました。

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