月曜日から、とびきりうまく仕事が出来る方法。
こんにちは。
谷塚総合研究所・クッタクタの塚本です。
仕事で疲れているので、今日は「仕事」について。
労働を管理できていますか?
仕事と呼ばれる作業の内容は、大きく分けて二つある。
労働と管理。
ワークとマネジメントみたいに置き換えてもらってもいいです。
労働とは、労働力を行使して、求められるタスクを完了させる行為を指します。
管理とは、労働に求めるタスクを設定し、外部に価値を提供する行為を指します。
末端の労働者であっても、社長であっても同じで、
労働の目的は、限られた時間・資産・労働力を行使して、求められるタスクを完了させること。
管理の目的は、タスクを適切に分配し、外部に価値を提供すること。
私は仕事で従業員なので、従業員目線で書きますが、
従業員の労働とは、会社が求めるタスクを完了させること。
従業員の管理とは、会社の求める価値を理解し、タスクを適切に分配すること。
つまり、従業員の仕事ってただ言われたことをやるだけではないんですね。
タスクの分配は、自らに課せられた責任であり、それを放棄するのなら
「はい。持ち上げて。そのまま右に三歩移動。よし。そこでおろして。」
って、逐一指示を受けなきゃいけない。
仕事が楽しくない理由は、自分自身の管理が下手で、納得いく労働が出来ないことが原因。
価値を理解すれば労働は楽しい
従業員の管理とは、会社の求める価値を理解し、タスクを適切に分配すること。
まず従業員の多くは、会社の求める価値の理解が下手。
会社の求める価値なんて、経営理念に書いてあるから読めばわかる。
小さい組織であれば、経営者に求めることを「聞いて」みればいいだけ。
集団として、経営理念に反した労働を行っているのであれば、その集団は社会に価値をもたらさない可能性が高いから、さっさとやめればいい。
経営理念を遵守している従業員がいるのなら、話を聞いて労働のやり方を教えてもらう。
まずは、自分の労働力の分配を決定する価値というものを理解する。
言い換えれば「私の労働は、社会にとって何の役に立つのか?」を知ること。
価値を理解すれば、おのずと管理の方向性が見える。
価値をもとにタスクを決定し、労働力の分配をする。
「最短・最小限の労働力」でタスクを完了できるようにする。
時間と労働力はコストだ。コストは最小限に。管理とは経営なのだ。
会社という組織で労働・管理するうえでは必ず他者が存在する。
それぞれのものとの関係は、責任と権限で区分けされる。
末端の社員でも取締役でも全く同じで、全ての労働者にはそれぞれ責任と権限が存在する。
違うのは、包括する場所と規模。
自らに課せたタスクを完了させるためには大抵の場合、自らの責任と権限の範囲外にまで必要な労働が及ぶ。
自らの責任と権限を理解するのと同じで「誰が私のタスクを完了させるために必要な権限を持つか?」探して依頼する。
法人の権利は、価値の提供によって担保される。
労働者が自らのタスクにつける優先順位は、一番に自らの責任と権限の遂行。次に自らが所属するチームの責任と権限の遂行。会社としての責任と権限の遂行。最後に社会への価値の提供。
経営者はその逆だ。
社会への価値の提供を優先しない会社は存続できない。
価値を提供しない企業に価値がないから。
会社というチームが一丸となって、価値の提供を目的に労働・管理を行えば、会社はつぶれることはない。
労働者も同じで、自らの労働の目的を外部への価値の提供として、価値の提供を実行するための労働・管理を行えば、社会からはじき出されることはない。
この場合、外部とは会社組織のことだ。
労働と管理を理解すれば、包括する人数が多くなっても、同じやり方が通用する。
自分の使い方とは、人の使い方にも同じ方法が使えるのだ。
外部が求める価値を提供する。
そのために労働力を管理する。
労働力を使ってタスクを完了させる。
おわりに
恐らく多くの方が日曜日の朝からこの記事を閲覧し、気分を害されることかと思います。
どうもすいません。
そして、長々と書きましたが、理屈で仕事はうまく行きません。
だって、にんげんだもの。
続きは以下より。