見出し画像

【ガジェット】世界一小さいスマホ 長期使用してみた。

こんにちは。

谷塚総合研究所・ガジェット部の塚本です。

今日は、世界一小さいスマホ、Rakuten Mini の長期使用レビューです。

スクリーンショット (18)

Rakuten Miniとは

画像1

片手でも余るほどの小ささ。
ゆえに、長所・短所の差の激しい端末。

最近、何かと話題の楽天モバイルより発売されている端末、Rakuten Mini。

何がすごいって、その小ささ
おそらく楽天は、現時点で「サブ機としての用途」を主眼としてスマホ開発を行っており、兄弟機の「Rakuten Big」「Rakuten Hand」とともに、ニッチな用途での実用性を備えています。

画像2

重量79gは、最近のスマホと比較して約半分。
個性的すぎるがゆえに、ハマれば手放せない。


画像3

6.39インチ UMIDIGI S5 PROとのサイズ比較
重量に関しては約4割程度しかない。

私は普段からカバンを持たないので、スマホはズボンのポケットに入れています。
以前は大画面スマホを携帯していたのですが、存在感が大きすぎて不便に感じていました。
Rakuten Miniは、その圧倒的な小ささでポケットだろうがパンツの中だろうが、どこにでも収納できます。
さらに、オサイフケータイに対応しており、各種タッチ決済も可能です。

キャッシュレス時代の「オサイフ」

画像4

格安スマホは「NFC」に対応はしていても、
日本のfellicaやオサイフ非対応の場合が多い。


私は普段からバーコード決済を利用しているので、
「画面が小さすぎて、バーコードを読み取れなかったらどうしよう。」
と心配していましたが、現在、「d払い」「PayPay」「楽天ペイ」「メルペイ」といった決済サービスは、問題なく利用できています。

オサイフケータイも「Google Pay」「iD」「Edy」と使用してみました。

普段の生活圏だと、財布を持つ必要がないので、ポケットにRakuten Miniだけ携帯すればOK。
財布を携帯することがなくなりました。

画像5

画面が小さくバーコードを読み取れない場合、
バーコードをタップすると、大きな表示に切り替わる。

画像6


コンテンツ消費には使えない

ただその小ささから、自宅にいるときに使用することはまずありません。
コンテンツを楽しむときには、やはり大画面スマホやパソコンのほうが圧倒的に便利です。
かといって、動画再生等でスペックが不足しているというわけではなく、性能的には問題なく動作します。

画像7

6.39インチとの画面サイズの比較。
やはりこのサイズだと、動画視聴の適性からは外れる。

私は軽い外出時、Rakuten Miniとワイヤレスイヤホンを携帯し、YouTube Premiumで動画を垂れ流ししています。
私の居住地は、楽天回線が届いておらず、auパートナー回線での利用なので、月5GBまでの制限があるのですが、「データ高速モード」をオフにして、1Mbpsでの動画視聴をしています。
この状態だと、パートナー回線であっても、データの使用料は計上されません。
画質480p程度であれば、1Mbpsの速度であっても読み込み待ちせずに視聴できます。

画像8

ワイヤレスイヤホンを使い、そもそも動画を聞き流す。
ちょっと外出するときにはとても便利。


テザリングは、注意して使おう

データ使い放題の楽天回線の強みを生かし、Rakuten Miniはテザリングにも注力していますが、そもそもRakuten Miniのバッテリー容量が少なすぎて、安心して使えません

画像9

この1,250mAhというバッテリーを一日持たせるには、
「必要のない場面で使わない」気配りが必要だ。

Rakuten Miniを活用するためにモバイルバッテリーを携帯していては本末転倒ですよね。
たまたまではあるのですが、私が使っているワイヤレスイヤホンは、ケースからのバッテリー出力が可能なので、ワイヤレスイヤホンのケースをモバイルバッテリー代わりに使用しています。
Rakuten Miniの主な用途が「オサイフ」なので、充電切れしては意味がありません。

画像10

amazonタイムセール、2000円で買ったイヤホン。
愛用しています。

用途を限定しないと使えない。

Rakuten Miniはその画面の小ささから、許容できないデメリットと、他の追随を許さないレベルのメリットが混在します。
購入される際は、自分の用途をしっかり絞った上での購入をおススメします。

デメリット
画面が見づらい。YouTubeなんてまともに見れない。ネットサーフィンも厳しい。
文字入力で誤入力を連発する。これは結構なストレス。
バッテリーが一日持たない。用途を限定して、なんとか生きながらえてもらおう。
メモリ足りない。SoC足りない。ストレージ足りない。
eSIM専用端末で、現状使える通信会社は、楽天モバイルかiijの二択。
カメラは使えない。ビデオ通話でも熱暴走。ゲームは論外。楽天Linkの通話品質は実用不可レベル。
防水非対応。


画像11

さすがにantutuベンチ9万点では用途が限られる。
ユーザーの1パーセントを上回っています。

画像12

この小さなキーは、10文字に1文字程度の頻度で
打ち間違いを連発します。

画像13

このeSIMのおかげで、ほどんど全ての通信会社で運用できません。。

画像14

楽天Linkでの通話品質は「通話のたびに何かトラブるレベル」
ただし、通話し放題で0円なのは、しっかり価格破壊。

メリット
小さい。どこにいても邪魔しない。
オサイフケータイ対応。私はこれ目当てで購入しました。
無料で一年使える。パートナー回線でも十分に恩恵を受けられる。

画像15

一年無料の恩恵は凄いが、
「通話品質の安定」「自前回線の安定」がないと、
無料期間終了後は使えないかなー。。

まとめ

私にとっては、外出時にこれだけ持っておけば何とかなるスマホ。
として活用しています。

「オサイフ」「オーディオプレイヤー」の二つの使い道です。
求めすぎるのは酷だと分かっていても、定価17,000円であればもう少し頑張って欲しいところ。
せめて防水機能があれば。。

私は満足して使っていてレビューしているのですが、誰かに勧めるのなら、「完全に用途を割り切って使ってください。」というレベル。

画像16

2020年12月現在、20,000円相当のポイント還元があるので、
楽天モバイルに新規加入する際に同時購入ならお得。
ただ、コスパはOPPOのほうが上かなー。

画像17

最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事が気に入っていただけたら、スキとフォローしていただけると嬉しいです。

この記事が参加している募集