【ガジェット】世界一小さいスマホ 長期使用してみた。
こんにちは。
谷塚総合研究所・ガジェット部の塚本です。
今日は、世界一小さいスマホ、Rakuten Mini の長期使用レビューです。
Rakuten Miniとは
片手でも余るほどの小ささ。
ゆえに、長所・短所の差の激しい端末。
最近、何かと話題の楽天モバイルより発売されている端末、Rakuten Mini。
何がすごいって、その小ささ。
おそらく楽天は、現時点で「サブ機としての用途」を主眼としてスマホ開発を行っており、兄弟機の「Rakuten Big」「Rakuten Hand」とともに、ニッチな用途での実用性を備えています。
重量79gは、最近のスマホと比較して約半分。
個性的すぎるがゆえに、ハマれば手放せない。
6.39インチ UMIDIGI S5 PROとのサイズ比較
重量に関しては約4割程度しかない。
私は普段からカバンを持たないので、スマホはズボンのポケットに入れています。
以前は大画面スマホを携帯していたのですが、存在感が大きすぎて不便に感じていました。
Rakuten Miniは、その圧倒的な小ささでポケットだろうがパンツの中だろうが、どこにでも収納できます。
さらに、オサイフケータイに対応しており、各種タッチ決済も可能です。
キャッシュレス時代の「オサイフ」
格安スマホは「NFC」に対応はしていても、
日本のfellicaやオサイフ非対応の場合が多い。
私は普段からバーコード決済を利用しているので、
「画面が小さすぎて、バーコードを読み取れなかったらどうしよう。」
と心配していましたが、現在、「d払い」「PayPay」「楽天ペイ」「メルペイ」といった決済サービスは、問題なく利用できています。
オサイフケータイも「Google Pay」「iD」「Edy」と使用してみました。
普段の生活圏だと、財布を持つ必要がないので、ポケットにRakuten Miniだけ携帯すればOK。
財布を携帯することがなくなりました。
画面が小さくバーコードを読み取れない場合、
バーコードをタップすると、大きな表示に切り替わる。
コンテンツ消費には使えない
ただその小ささから、自宅にいるときに使用することはまずありません。
コンテンツを楽しむときには、やはり大画面スマホやパソコンのほうが圧倒的に便利です。
かといって、動画再生等でスペックが不足しているというわけではなく、性能的には問題なく動作します。
6.39インチとの画面サイズの比較。
やはりこのサイズだと、動画視聴の適性からは外れる。
私は軽い外出時、Rakuten Miniとワイヤレスイヤホンを携帯し、YouTube Premiumで動画を垂れ流ししています。
私の居住地は、楽天回線が届いておらず、auパートナー回線での利用なので、月5GBまでの制限があるのですが、「データ高速モード」をオフにして、1Mbpsでの動画視聴をしています。
この状態だと、パートナー回線であっても、データの使用料は計上されません。
画質480p程度であれば、1Mbpsの速度であっても読み込み待ちせずに視聴できます。
ワイヤレスイヤホンを使い、そもそも動画を聞き流す。
ちょっと外出するときにはとても便利。
テザリングは、注意して使おう
データ使い放題の楽天回線の強みを生かし、Rakuten Miniはテザリングにも注力していますが、そもそもRakuten Miniのバッテリー容量が少なすぎて、安心して使えません。
この1,250mAhというバッテリーを一日持たせるには、
「必要のない場面で使わない」気配りが必要だ。
Rakuten Miniを活用するためにモバイルバッテリーを携帯していては本末転倒ですよね。
たまたまではあるのですが、私が使っているワイヤレスイヤホンは、ケースからのバッテリー出力が可能なので、ワイヤレスイヤホンのケースをモバイルバッテリー代わりに使用しています。
Rakuten Miniの主な用途が「オサイフ」なので、充電切れしては意味がありません。
amazonタイムセール、2000円で買ったイヤホン。
愛用しています。
用途を限定しないと使えない。
Rakuten Miniはその画面の小ささから、許容できないデメリットと、他の追随を許さないレベルのメリットが混在します。
購入される際は、自分の用途をしっかり絞った上での購入をおススメします。
デメリット
画面が見づらい。YouTubeなんてまともに見れない。ネットサーフィンも厳しい。
文字入力で誤入力を連発する。これは結構なストレス。
バッテリーが一日持たない。用途を限定して、なんとか生きながらえてもらおう。
メモリ足りない。SoC足りない。ストレージ足りない。
eSIM専用端末で、現状使える通信会社は、楽天モバイルかiijの二択。
カメラは使えない。ビデオ通話でも熱暴走。ゲームは論外。楽天Linkの通話品質は実用不可レベル。
防水非対応。
さすがにantutuベンチ9万点では用途が限られる。
ユーザーの1パーセントを上回っています。
この小さなキーは、10文字に1文字程度の頻度で
打ち間違いを連発します。
このeSIMのおかげで、ほどんど全ての通信会社で運用できません。。
楽天Linkでの通話品質は「通話のたびに何かトラブるレベル」
ただし、通話し放題で0円なのは、しっかり価格破壊。
メリット
小さい。どこにいても邪魔しない。
オサイフケータイ対応。私はこれ目当てで購入しました。
無料で一年使える。パートナー回線でも十分に恩恵を受けられる。
一年無料の恩恵は凄いが、
「通話品質の安定」「自前回線の安定」がないと、
無料期間終了後は使えないかなー。。
まとめ
私にとっては、外出時にこれだけ持っておけば何とかなるスマホ。
として活用しています。
「オサイフ」と「オーディオプレイヤー」の二つの使い道です。
求めすぎるのは酷だと分かっていても、定価17,000円であればもう少し頑張って欲しいところ。
せめて防水機能があれば。。
私は満足して使っていてレビューしているのですが、誰かに勧めるのなら、「完全に用途を割り切って使ってください。」というレベル。
2020年12月現在、20,000円相当のポイント還元があるので、
楽天モバイルに新規加入する際に同時購入ならお得。
ただ、コスパはOPPOのほうが上かなー。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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