食べてもらった代償…3ヶ月後
今日もお疲れ様です。
久しぶりに勤務先の関係で知り合った男性と昼食に行きました。
以前の記事「食べてもらった代償」のその後になります。
その日、私は無茶苦茶緊張していた…💧
いや、緊張と言うよりはどうすればいいのかをあの日からずっと考え続けていた。
何事も起こらない………はずは無い😖
だって………鈴木さんとの久しぶりの昼食なのだ。
ただ、
漬物の恨みはまだ覚えている😤😤😤
あれから鈴木さんは忙しかったり、体調を崩したりして、何ヶ月も会うことがなかった。
勤務先から今月も昼食の時間が取れないと連絡がある度に表向きは「残念です〜💦」と言っていた私だが気持ちはホッ💧としていたのが本音。
でも、それがずっと続く訳がなく
再び人気の定食屋に行く日が決まった。
当日、定食屋が開くと同時にお店に人がなだれ込み、あっと言う間に満席。
開店前から並んでいた為余裕で座れた私と鈴木さんは定食が来るのを待っていた。
「元気してた?やっと体調が良くなったから久しぶりに一緒に食事出来るね。」
と、笑顔の鈴木さん😄😄
「そうですね。」と答える私。
鈴木さんはお腹が空いているようで待っている間中貧乏ゆすりが激しい😱😱
やっと来た定食に異変を感じる。
米の高騰の為か、今まで山盛りになっていたご飯が見た目も普通のご飯の量になっている。
米の少なさを補うためか、今までなかった綺麗に盛り付けられたそうめんが置いてあり一品小鉢が増えていた。
鈴木さんは目の前に置かれた自分の定食を眺めながらそうめんを見て嬉しそうな顔をする。
そしてチラッと私の前に置かれた定食のそうめんにも目をやる👀👀
なんか嫌な予感がする💧
また何か言われそう…………な感じ?😓
いただきますを言い食べようとした時に鈴木さんが話しかける。
鈴「なんかさ、ご飯の量少なくなったよね?」
気付いたか…💦💦
私「少なくなりましたね。でも今までが多すぎたんですよ。」
鈴「夕希さんはさ、そうめん食べられる?」
私「え?」
鈴「少食でしょ?無理ならそうめん、僕が食べてあげてもいいよ〜」
あ・げ・て・も・い・い・よ?
ゲッ!!、そう来たか…😮💨😮💨😮💨
漬物の次はそうめんを差し出さないといけないわけか…
まぁ、漬物よりはましか…💧
だけど、どうして鈴木さんはいつも人のモノを欲しがるのだろう…
私だって普通に自分が頼んだ定食を誰にも分けず食べたいだけなんだけどな…
だけど鈴木さんは多分私のそうめんが欲しいのだ。
仕方ない…😮💨😮💨😮💨
「そうめん、食べてもらってもいいですか?」
私が言うと待ってましたとばかりに手を出して
ニコニコしながら頷く鈴木さん。
お皿ごと渡す。
「僕ね、そうめん好きなんだよ!夕希さんは余り好きじゃないんだね〜」
そう言いながら嬉しそうに食べ始める鈴木さん。
いやいや、私1言も好きじゃないなんて言ってねー言ってないよ?
鈴木さんの脳内でいい感じに変換されてんなぁ…
まぁ、いいけどさ…
鈴木さん、あなたは人から貰った物は何でも好きでしょ?
口には出さないけどそう思ってしまった。
言わんけど!
そんなこんなで
私の食べる筈だったそうめんをツルッと食べてご満悦な鈴木さん。
そして、自分のそうめんに取り掛かる。
よく食べる人だなぁ…
ただ、鈴木さんは定食の代金はいつも支払ってくれるんだよね…
だからか、どうしても遠慮してしまう。
今回、私は鈴木さんにそうめんを差し出したのだがこれが以外に正解だった…
食べ終わった時に思ったのだが
そうめんを鈴木さんに差し出さなければ
きっと全部食べ切れてなかったかもしれない。
おかずの量は変わっていないまま
ご飯の量だけが少なくなり
そうめんが追加され
小鉢が一品増えたのだから
結果
以前の山盛りのご飯分がそうめんに値する。
イヤイヤだったけど
そうめんを差し出して良かった…😓😓
しかし
次は何を差し出さないといけないのか…
また考えてしまう私だった…💧