「トクホ」と「機能性表示食品」は、別物だと声を大にして言いたい日
「特定保健用食品」いわゆる「トクホ」、「機能性表示食品」響きはどちらも体によさそう・・・私は栄養学を知らないときそう思っていましたが、みなさんはどうですか?
簡単に言うとどちらも一般の食品より健康志向ではありますが、ある程度分かったうえで食品を選んでほしいものです。
機能性表示食品にだまされるな!!!
機能性表示食品、見かける頻度多くありませんか?この表示は、企業が科学的根拠を消費者庁へ届ければOKのものです。つまり、少ない人数で効果が出たというものを根拠として届けたとしても「機能性表示食品」なのです。
トクホに比べ簡単に獲得できる表示のため、膨大な数が販売されている現状です。
トクホと機能性表示食品はレベルが違う
トクホは、国の厳しい規格基準をクリアした猛者たちです。
「血圧が高めの方に適する食品」など唯一、症状を表示することができます。対して機能性表示食品は「●●玉ねぎには、ケルセチンが含まれ、血流の機能をサポートします」など表示できます。健康にいい風に書いてありますが、その血流機能をサポートしている実績の数は、トクホと比べ桁違いに少ないです。
機能性表示食品が完全に悪いわけではないが・・・
機能性表示食品は、あくまで「健康が気になる人用」です。やはりレベルが違うだけに似た商品だとトクホのほうが値段は高いです。
例:コレステロールが高い方に適する食品
前の記事でコレステロールをテーマで書いたので、コレステロールのトクホ商品を紹介したいと思います。
成分:キトサン・・・商品名:コレスケアキトサン青汁(大正製薬)
アマゾンだと3g×30袋で2270円で買えるようです。
青汁なので水に溶かして飲むのが一般的のようです。
成分:植物ステロール・・・商品名:ヘルシーコレステ(日清オイリオ)
揚げ物を家で良くする場合、この商品を使用することでかなり大きな変化は感じられると思います。しかし、油は油。量は気を付けたいところですので、特別購入しコレステロールを下げることへ大きく結びつくとは思えないなぁ・・・と個人的な感想です。
ちなみに600gで700~800円のようです。
まとめ
今回声を大にして言いたかったことは、機能性表示食品とトクホは全く性能が違います。
機能性表示食品は、商品を売るために健康にいいような文言を並べているが、性能はあまり良いとは感じません。
せっかく○○に対して気を付けていきたい!と思うきっかけがあるのであれば、私はぜひ「トクホ」を選んで効率よく結果をだしていただきたいと思います。