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【LA留学記6🇺🇸】 No one cares! (見られる仕事)

"No one cares!"

訳:誰も気にしてない!

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LAに来て、沢山のダンス先生に出会ったけれど、ついていきたいと思った先生は3人。

7年間の東京生活でも、2人だったから、そりゃそうだよね。

海を超えたから、急に好きにものが変わるとか、何でもかんでも好きになるとかじゃないよ。

そして、今日は、その3人の先生のうちの1人のレッスンに行ってきた。リアーナやジャネットと仕事したり、Rupaul's Dragraceの振付したりしてる人が私を認識してるのが奇跡。

振付はイケ散らかしてて、トークは大爆笑で、常に最高のレッスンだけど、今日も「誰もあなたのこと気にしてないんだから、好きに踊りなさい!」って言ってて、笑った。

「あなたに1秒でも見て欲しくてこっちは踊ってるのに!気にしてよ!」って言い返したい。笑

でも、日常生活で他人を気にしないことなんか無理だからこそ、「レッスン中は自分だけに集中」した方が、変に緊張せずに良い練習ができるし、メンタルトレーニングにもなるよね。

見られることを前提とした仕事なのに、見られてないと思いきるスイッチも必要って難しいな〜。

ちなみに、ダンスを仕事にしてから10年を超えてくると、こんなことを考えている時間が人生の大半を占めてくるわけで、

さすがに、エンターテイメントの世界に従事する人と従事しない人 で、とんでもない隔たりを感じることが増えてくる。
久しぶりに旧友と会って話す機会があると、お互いの話の世界観が違いすぎて、話が噛み合わないにも程がある瞬間も多々。

私が、
「お客さんを驚かすために、紫のジャケットを脱いで、あみあみのインナーになってやるぞ〜!」
とか考えている時に、

友達は、医学と真剣に向き合っていたり、

私が、
「今回のダンスのパフォーマンスにおいて、どのタイミングでテキーラを飲むのが最善か、そのためには、どこにテキーラを配置するのがよいものか..」と考えている時に、

友達は、結婚して子供を産んで家を建てていたり。

隔たっているにもほどがある!!!
ほどがあるじゃないか!!!

もっとエンターテイメントな人間になりたいと志した結果、太平洋を渡り、急に出会った言語も文化も知らない人と同じ家に住み、個人のスペースは、カーテンを閉めたベッドの上だけの私が、
(今もベッドの上で文章を書いてます)

一体全体、どうやって、高級な食事と美容、そして、不自然な整いすぎている容姿を投稿している知人から、理解されようか!!!

ということで、他の人の視点や思考を気にすることは、生きていく上で全くのお門違いということ。
みんなの意見というものは常に存在しておらず、この世には、一人一人の意見があるだけ。

私は私なりに、見られる仕事を全うするために、見られていない意識も、トレーニングしようと思う!

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