ボンチノタミ、ジョーカーです。
今週末、10月28日(金)~30日(日)はいよいよ山梨県甲府市で『信玄公祭り』がおこなわれます。
実に3年ぶりの開催。さらに、今年は初の秋開催。
翌週11月6日(日)には笛吹市でも『川中島合戦戦国絵巻』がおこなわれます。まさに、今年の山梨は信玄の秋です。
▼先日もこの記事の最後のほうで、ちらっとお話ししましたね。
武田信玄には多くのすぐれた家臣がおり、後の世では『武田二十四将』と称されています。
『信玄公祭り』のメインイベントとなる『甲州軍団出陣』は、武田信玄公と武田二十四将が出陣する姿を再現しています。
ギネスにも登録された世界最大の武者行列です。
例年祭り2日目に開催されており、今年も29日(土)に出陣予定です。
『信玄公祭り』では、二十四将たちを武田信玄の旗印である『風林火山』の4つの軍団に分けています。
『甲州軍団出陣』には、『武田四郎勝頼隊』『大井夫人行列』『三条夫人行列』『湖衣姫行列』『武田信玄公本陣』と二十四将による『風・林・火・山』の軍団があり、これら9つの隊が行列を成し、進んでいきます。
※なお、笛吹市でおこなわれる『川中島合戦戦国絵巻』でも二十四将が『風・林・火・山』の4つの軍団に分かれていますが『信玄公祭り』とは分け方が異なっています。今回紹介するのは『信玄公祭り』の分け方です。
せっかくなので、この機会になんとなくでいいから武田二十四将のことを知ってほしい。
できれば推しを見つけてほしい。
そんなわけで二十四将、ざっくりまとめました。
以前、いろんな資料を見ながらまとめたものなのでごちゃっとしていますが、ざっくり読んでください。
なお、説明文中にたびたび出てくる「晴信」とは武田信玄、「信虎」とは信玄の父・武田信虎のことです。
信虎は、信玄によって甲斐を追放されています。(この追放とか暴君とかの辺りも近年は諸説出てきていて面白いので、気になった方は信虎も調べてみてね)
武田二十四将
風の軍団(風の1番隊~6番隊)
①飯富兵部少輔虎昌(おぶひょうぶのしょうゆうとらまさ)
②横田備中守高松(よこたびっちゅうのかみたかとし)
③真田弾正忠幸隆(さなだだんじょうのじょうゆきたか)
④武田刑部少輔信廉(たけだぎょうぶのしょうゆうのぶかど)
⑤馬場美濃守信春(ばばみののかみのぶはる)
⑥三枝勘解由左衛門尉昌貞(さいぐさかげゆざえもんのじょうまささだ)
林の軍団(林の1番隊~6番隊)
①内藤修理亮昌秀(ないとうしゅりのすけまさひで)
②小山田左兵衛尉信茂(おやまださひょうえのじょうのぶしげ)
③穴山玄蕃頭信君(あなやまげんばのかみのぶきみ)
④土屋右衛門尉昌続(つちやうえもんのじょうまさつぐ)
⑤武田典厩信繁(たけだてんきゅうのぶしげ)
⑥一条右衛門太夫信龍(いちじょううえもんのたゆうのぶたつ)
火の軍団(火の1番隊~6番隊)
①原隼人佑昌胤(はらはやとのすけまさたね)
②高坂弾正忠昌信(こうさかだんじょうのじょうまさのぶ)
③真田源太左衛門尉信綱(さなだげんたさえもんのじょうのぶつな)
④甘利備前守虎泰(あまりびぜんのかみとらやす)
⑤小幡山城守虎盛(おばたやましろのかみとらもり)
⑥山県三郎兵衛尉昌景(やまがたさぶろうひょうえのじょうまさかげ)
山の軍団(山の1番隊~6番隊)
① 多田淡路守満頼(ただあわじのかみみつより)
②板垣駿河守信方(いたがきするがのかみのぶかた)
③小幡豊後守昌盛(おばたぶんごのかみまさもり)
④ 秋山伯耆守虎繁(あきやまほうきのかみとらしげ)
⑤原美濃守虎胤(はらみののかみとらたね)
⑥山本勘助晴幸(やまもとかんすけはるゆき)
信玄や勝頼、大井夫人、三条夫人、湖衣姫などのお話もしたいところですが、今回はここまで。
いやー、24人は多い。多いよ。真田十勇士くらいだったらちょうどいいのに。
長々書いてきましたが、推しになりそうな武将がいてくれたら嬉しいです。
わたしの推しは馬場美濃です。板垣甘利コンビも好きです。
ここのところ、駿府攻め、彦根攻めと続いてまいりましたが、今週末は、いよいよ我らが信玄公、甲州軍団出陣でございます。いざ。