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オートをマニュアルにするだけで
おもしろい!見える世界が変わる!と思ったのは、初めて一眼レフを手に入れた時。
オートフォーカスをマニュアルフォーカスにして、自分でピントを合わせて撮ってみた。同じ場面なのに、ピントを合わせる所を変えるだけで見え方が全然違ってくる。なんておもしろいんだ!と、ますますカメラの魅力に取りつかれた。
父親が仕事や趣味でカメラを持っていたこともあり、小さい頃からカメラが当たり前のように家にあった。40数年前の赤ちゃんだった私を8ミリビデオで残してくれたり、ポラロイドの写真も残っている。その影響もあってか、コンパクトカメラを小学生の頃から借りて写真を撮っていた。景色を撮ることがことが多かったけど、友だちと柿の木にバービー人形を座らせて撮ったりもした。
そんな感じでずっとカメラに触ってきた。一眼レフに憧れてはいたけれど、お高い買い物でなかなか手が届かない代物。しかし30歳の誕生日前、親が誕生日プレゼントにカメラのお金を半分出してあげると言ってくれた。私にとってはすごく大きな買い物だったので、いいのか?と自分に問いかけ、30歳の記念なんだからいいのだ!と決意して一眼レフを買うことを決めた。
じっくりじっくり考えた。カメラに詳しいいとこのお兄ちゃんに情報をもらい、カメラ屋さんに何度も何度も足を運んだ。私は手が小さいので自分の持ちやすいカメラを探し、あれこれ持って握ってみた。これ!と決めてからも、本当にいいの?と考え考え買ったのが『Canon EOS Kiss X2』大事に大事に使ってきた。
使い続けて10年以上経ったころ、ピントが合わなくなった。修理に持って行くと、レンズのピント調節機能が壊れているとのこと。修理に出しても結構なお金が掛かる。一眼レフは重いんだよね。でも大切な愛着のあるカメラ・・・。迷いに迷った結果、新しいものを購入することに決めた。またまたいとこのお兄ちゃんに情報をもらい、カメラ屋さんに何度も何度も足を運んでこの一台、と決めた。ミラーレス『Canon EOS M5』が私の手にやってきた。
まだまだ使いこなせていないし、こんなんじゃないんだよなぁって写真が多いけど、私なりに、これだこれだ、と思える写真に出会えるのを楽しみにレンズを覗いていく。
(フェンスの向こう側にあった彼岸花。ググっと寄って撮ったら、フェンスがぼけていい味が出た)