迷子くつ下🧦の行方
(約900字)
私は靴下をたくさん持っています。
でも、失くしモノをするので、靴下が片方だけ行方不明になります。
ほとんどの靴下がお気に入りなので、靴下が失くなるのは『神隠し』だと思うほかありません。
神隠し
1 子供・娘などが、突然行方不明になると、山の神や天狗(てんぐ)などの仕業と信じられていた。「神隠しにあう」
2 服喪中、神棚を白紙で隠すこと。
神隠しは、人物が居なくなることを指すようですが、靴下が好きな私にはモノでもヒトが居なくなることと大差ないです。
モノを捨てることに抵抗があっても、いずれ捨てる日が来ることは承知しています。
でも、行方不明者の相棒さえ出てくれば、また仲良く一足で履ける日が来ます。
3年使わないモノは、もう使う日は来ないから、捨てましょう!
‥‥という、捨てる時間の目処(めど)を知りました。
もうすぐ、3年を迎える迷子くつ下があります。
♬もうすぐ はぁ〜るですねぇ〜♪
と懐かしいメロディを刻んでいる場合ではないのです。
くつ下の焼却、くつ下との別れ、くつ下の供養、くつ下のお葬式、
‥‥ナーバスな靴下のイメージが(失くした自分のせいなのに)波のように押し寄せてきます。
今日は、腰を据えて、行方不明のくつ下を見つける日とします。
今日、再会できなければ、サヨナラです。
♬今日の日はサ・ヨ〜ナァラ 〜♪
と、またまた歌っているヒマはありません。
行方不明の迷子くつ下は、洗濯機の下や、ズボンの中に潜んでいたこともあります。
探偵ちび蔵は、
神隠しの神さまのイタズラにもめげずに、
推理と
ない知恵を絞って、
本日(日曜日)を
探し日にします。
日曜日の午後は、何だかふざけてしまいます。
昔から、日曜日の午後が楽しい気分になってしまうので、文章までふわふわしていて
(ヘラヘラしていて)すみません。
明日からは、また真面目に言葉をつむぎます。
では、
好きなランキングポップスを流しながら、
捜索にあたります。
ごきげんよう。
〜 二日酔い
迷子くつ下
雪になく 〜
※ちび蔵、呑まないけれども
雪を思って泣くような気持ちを詠んだ句
なくは、泣くと無くをかけました。
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