ストレス発散はグチれる友達からもらいます🍵《運送会社で働きました》
( 約1,400字 )
ハードな1日でした。
派遣会社の通知を受けて、工場内の「軽作業」に行ってきました。
人気の仕事、と銘打っていたから、他の派遣業務より時間給が低くても「楽ならいいか」と たかを括っていたのです。
単純、単調な作業が、私には向いていないことが分かりました。
午前中は、有名カフェ店の店頭にある商品陳列の展示棚を配送用に作る作業でした。
よく見るそのダンボール製のPOPは、差し込む部分に親指を使い穴を開けて、人間の手で両面テープを貼って出来上がっています。
ときどきカフェでお客さんになっていた私は、特に何も気にすることなく、その棚を見ていました。
慣れてくると、その運送会社の社員より早くダンボールの穴を開けられるようになってしまい、効率的に仕事をしたい私は、肉体労働を軽くするため、やり方を提案しました。
嫌がられるかと思ったのですが、みな、作業効率が悪いことが分かったのか、初めて行った派遣社員の私の意見を聞いてくださいました。
出過ぎたことをしたかなぁ、と思いつつも、順調に作業は進み、細かい会社のルールを知らない私に、昼休みは親切に休み時間の過ごし方を教えてくれました。
最初に声をかけてくれたのは、中国人のパートさんでした。
昼休みの時間に派遣社員が座る場所や、トイレ休憩のこと、疲れを労ってくれる言葉をかけてくださいました。
やはり、国が違えば、最初は分からないことだらけだったと思います。
『辛い経験をすると、ひとに優しくなれる』を実感する瞬間です。
他の社員さんは、チョコクッキーをくださいました。
午後は、問題の軽作業でした。
1人目が、ビニール袋に商品を入れる
2人目が、取り扱い説明書を入れる
3人目が、袋のテープ止めをする
4人目が、ダンボールに詰める
5人目が、ダンボールを運ぶ
私は、2人目の取り扱い説明書を入れる、というラッキーな仕事に恵まれました。
午後の作業は、15時の小休憩を挟んだ4時間の仕事です。
ベルトコンベアーでする流れ作業は、途中、休むことが出来ません。
朝から同じ派遣会社からきた初めての同僚が、並んで作業をしていたため、こっそり2人で
愚痴る、というストレス発散をしながら
作業にあたりました。
ただ、流れ作業で、簡単な動きだけだと、
飽きるんです。
2時間くらい経って、ベルトコンベアーの台ではなくて、足元の地面が動くような錯覚を覚えました。
気持ち悪いのです。
罰ゲームなんかでやらされる、体を折り曲げてバットに頭をつけてその場をぐるぐる回る、アレの後みたいな感覚です。
目がまわる、まではいかないけれど、地面が揺れている感覚。
単純で単調な作業は、頭は使わないが、身体に悪いことがわかりました。
夜、しんどくて、寝落ちしました。
起きるときに足がつって、苦しみました。
足がつる原因は、たくさんの汗をかくことによる水分不足やミネラル不足、加齢や疲労、冷え、運動不足、ストレスなど様々であり、特に、加齢や運動不足による筋肉量の減少や血行不良が原因となる場合も多く、50歳を超えると全員が“足がつる”経験をしたことがあると言われています。(※全国健康保険協会の記事より)
《 今回の軽作業の仕事で学んだこと 》
◎計算をするような仕事をしながらの作業の方が、気分転換ができる
◎同じ動作だけだと、身体にかかるストレスが増すため、隙間時間にオリジナルストレッチを試みると、疲れが軽減する
◎慣れない現場仕事でも、楽に効率化を図るためなら、勇気を出して提案してみる
◎愚痴を言う友達を見つけると、ストレス発散になる
以上、ちび蔵から業務報告です。
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