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平和主義でも、嫌いな人は愛さなくていい

  (約700字)


 一年生になったら、 
 一年生になったら、
ともだち100人できるかな🎶


 小学校にあがるときに、歌いました

 お揃いのランドセルを背負った同級生と
合唱しました

 この「友達がたくさんいる幸せ」を植え付ける社会が、世の中の多くの人たちを不幸せにしている

 大人になれば分かります

 必要な友達はケースバイケースで変化し、
分かり合えて、信用できる人の少ないこと

 人は状況に応じて、立場やコミュニティにおける役割りで、色々な顔を持ちます


 いくら心を砕いて話を聞いていた人でも、自分にとって大事な存在が危機的状況に陥っていたら、そちらを優先します

 例えば、

恋人より肉親、
知人より学生時代の旧友、
仕事仲間より仕事で繋がった趣味が同じ別会社の人、

ーみたいな 
他人から見たら、
誰が優先順位が高いか判断し難い場合もある


 ある人が言いました

「もし崖から落ちそうになっている人が
同時にいたとき、
100万円貸してくれた友人より、
借りた100万円で育てる我が子を先に助ける」


 崖っぷちで落ちそうになっている自分は、なけなしの大金を貸した友人に見事に見捨てられます

 人生って、そういうものです


 戦争が悪いことは、分かりきっている

 友達、隣人を大事にすることは正しい

 でも、身近な他人に対して、愛情を安売りする必要がないって話です


 私は平和主義ですが、価値観が理解できない人はパーソナルスペースにはいれません


 人は、価値観を理解できる人を求めます

 「類は友を呼ぶ」という考えかた

 似た考えを持つ人は、近づく


 だから嫌いな人には、その人の価値観を許すひとが近づきます

 

仲良きことは美しき哉

武者小路実篤の名言

 
 どうぞ手に手をとってください


 裏切る人は価値観が相容れない人でした

 嫌いな人の集まりには近づかない選択は、私の平和です









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