自然と里山を言葉で感じる ~2024年3月
ここ半年くらい俳句などに目覚め、TVのプレバトなど見ています。
思いつきでFBで「自然と里山を言葉で感じる・楽しむ・語る~俳句・短歌、川柳、かるた・標語」という公開グループを立ち上げました。
俳句・短歌を詠んだり、川柳を吐いたり、かるた・標語を作ったりして自然や里山(の中の活動などを含む)を感じたり、楽しんだり、語ったりするグループです。作品を作らなくても、一緒に楽しむだけでもOKです。
ご興味ある方、是非、ご参加くださいご参加ください。
https://www.facebook.com/groups/savoringword
まだ初心者ですが、私の作品の中から主に選んでご紹介します。
冬の俳句・短歌
◎花炭の 息飲み開く 玉手箱
◎境内に 冬芽太らす 枯れ姿
◎鳶の声 頭上超えゆく 影ひとつ
関連俳句:双眼鏡 鳶追う青く 丸い視野
◎静寂の 森の空には オリオン座
関連短歌:
眠る森 懐中電灯 頼りなく
空の闇には オリオン灯る
用事があって夜の森へ。とても怖くて心細くなりました。
春の俳句・短歌
◎ひな祭り 毬麩で祝う 椿かな
昨年、日光に旅行したときの光景を詠みました。
◎雪光る 湯元の原に 残る跡
辿ればあっちも こちら見る猿
下の2句は色を意識して詠みました。出来は分かりませんが、自分としては気にいっています。
◎木の芽時 日陰に死せる 滝白く
◎しらかばの白 絵はがきにするや 青
◎素っ気ない 採血室の 壁見つめ
針の疼きに 梅の花想う
採血の注射苦手です。「無機質の~」とどちらがいいか迷いました。
◎森ひらく エンジン唸る 鼓膜の奥
関連短歌:
群がって 木を解体す チェーンソー
肉食獣が ごとく冷酷
◎生菓子の 花片絶つや 菓子楊枝
◎クロモジの 香りを削る 鋼かな
◎めざめ待つ ちいさき姫の つぼみつく
みまくほしきや クロモジの花
◎花器おどる 信号機の 春来たり
◎縄文に 回帰したれば ひしひしと
あまたのねがい 安産祈る
他の方の作品です。
◎指に土 六十の春 土偶愛で
上の一首に触発されて作りましたが、主題がずれたかもしれません。
◎鷺飛ぶを 印籠に永遠 輝かん
◎名水を たぷり味わう 鯉のどか
◎汗をかく 竹林に風 初音吹く
◎笠森や 堂登る背に 春の鐘
◎春風に 木々が手をふる おじぎする
川柳
◎うぐいすと くしゃみ鼻水 春を告げ
◎桃太郎 山で芝刈る お爺さん
◎切り株を こっそり直す 恥の面
◎化粧ムリ 切り株の面 美容外科
カルタ、標語は時期を選ばないので、別に紹介したいと思います。
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