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鑑賞炭づくり~おもしろ素材(1)

私にとって毎年恒例の清和県民の森での鑑賞炭(花炭)づくりのイベント。
2016年から参加して、新型コロナで中止になった年を除いて、今年で8回目になりました。

かまどでガンガン燃やします。

初回から野菜など、かなりぶっ飛んだ素材を鑑賞炭にすることにチャレンジしてきましたが、簡単には行きません。

ほかの参加者の作品には素晴らしいものがいっぱいありますので、それらを交えて紹介します。


1.ブロッコリーとパプリカなどの野菜

まさに2016年、初回のチャレンジ。このときは鑑賞炭がちゃんとできるのか、全く見当がつきませんでした。

スーパーに行って形が面白いものを何となく選んだというのが、実際です。
今考えると、キノコは無謀でした(笑)。

箱詰めした素材。ブロッコリーなどは全く乾燥させていませんでした。

このときは、かなり時間がかかりました。お昼時間すぎても一人で焼いていた記憶があります。
 
出来上がりはこちら。

比較的うまく焼けたものを飾り付けました。

ブロッコリー:炭化に時間がかかったはこれが原因のひとつでした。
写真では完璧に見えるものの、一部、焼きが不十分で茶色いところが残りました。

このあと何回かためしていますが、これ以上の出来のものは今のところありません。

パプリカ:反対に少し焼きすぎたようです。艷がありません。肉厚で水気があったので炭にはならずにとどまったようです。

肉厚のパブリカは思ったよりよくできましたが…

因みにピーマンは焼きすぎ。レンコンは外側は焼きすぎ、中は水気が多くてまだ炭化していない状態で終わりました。

レンコンには火力と時間が足りませんでした。

野菜は事前によく乾燥させておく必要がありますね。

えっ、キノコはどうなったかって?

特別にお見せしましょう。失敗作。
とにかく縮んでイメージが変ってしまいました。

「炭」になったキノコ

キノコについてはいずれまた。


2.折り鶴

こちらは、2016年の参加者の方の作品です。花の模様が綺麗に残っているのが素晴らしかったです。

このときはただ感心して折り紙をどんな紙で折ったのか、詳しく聞くのを忘れてしましました。

千代紙でと言っていたとは思うのですが、模様が浮き出ていますので、特別な紙を使っているのでしょう。

もっと写真を撮らせてもらえばよかったです。

折り紙や花びらなど形がくずれやすい材料はアルミホイルにくるんでおくのがポイントです。

昨年(2023年)、私もカレンダーの紙をつかってチャレンジしました。

カレンダーの紙を2枚重ねておりました。けっこう大変。

しかし、このときは使った缶の蓋が変形していて隙間ができていたようで、残念ながら、灰になってしまいました。

無残~

今年もチャレンジするつもりでしたが、家にあったカレンダーの紙が昨年より薄くなっていて断念しました。

というのも、私以外にも常連さんがいて、以前、切り紙の鑑賞炭にチャレンジしたことがありました。

早めに取り出したので形は崩れずにすんだのですが、持って帰るのが大変だったようです。

十分に炭になったとは言えませんが、これ以上は難しいでしょう。

さて、今回はこれまでといたしましょう。また、続きをお楽しみに。

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