映画試写会:「Winny」
試写でみました。ありがとうございます。東出昌大、三浦貴大主演作。
すごく面白かったです。一見の価値ある硬質な社会派エンターテイメント。
東出昌大、三浦貴大主演。
松本優作監督・脚本、撮影・脚本:岸建太朗。
2000年代前半に話題となったファイル共有ソフト「winny」と製作者の逮捕、起訴と最高裁での無罪判決までをおう、史実にもとづく、いうなれば、告発型サスペンス映画です。「組織が個人を抹殺する」現実をストレートに告発する、硬質な社会派ドラマです。
こういう史実を追う形のドラマは、ついつい説明的な表現に陥りがちですが、事件をめぐる7年余りの経過を追う上で、セリフや場面、音の盛り込みかたとか、全体的なテンポのよさとか、映画作品としての完成度の高さも非の打ちどころがなく、佳作だなと思った次第。
当時の判決を報じるネット記事が残っていたので、以下、リンクします:
Winny裁判の新聞系メディアの報道(「京都府警の捜査官K氏」の証言など):