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木の枝の書道『孚』
![](https://assets.st-note.com/img/1708950888795-roxssBlDDW.jpg?width=1200)
『孚』
木の枝の書道
2024
まんなかのところ
たまごみたいで
甲骨文字よりも金文よりかな。
『孚』の古代文字はおおまかにこのような感じ。
![](https://assets.st-note.com/img/1708951875466-aCWrgvS3vk.jpg)
上部は「爪」を表しています。
上から覆い包むようにたいせつに守られた「たまご」を表しているそうです。またはたまごが孵るとも。
木の写真を撮影したものをトミングをして画像編集ソフトの色調調整だけで書道風に加工したシリーズです。
不要なノイズやオブジェクトの削除や合成、エフェクトやフィルターは使用しません。
色調補正だけで浮き出てくる文字を楽しむ遊びです。
文字っぽくみえるかも~と思えるところまで加工していってから、
その形にもっとも納得できる文字を選んでタイトル付けします。
![](https://assets.st-note.com/img/1708950976840-oUpblCGEKB.jpg)
今回の元写真は以前遊びに出かけた佐賀県立森林公園にある
『鑑真和上嘉瀬津上陸の碑』の側に生えている和上ゆかりの木 瓊花(けいか)を撮影した写真から制作しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1708951016396-TBmHfYvcdW.jpg)
文字の選定には、文字をはじめに選んでからその文字の形に似た枝の形をトリミングすることはありません。
また字義の意味を見て避けることもしません。
いかに自分の感性に納得(フィット)しているかが基準です。