泣けるくらい嬉しい

プロ野球が開幕してそろそろ1ヶ月ですね

私の愛してやまない広島東洋カープは若干苦戦を強いられています

それでも観客も入り

少しだけだけど

声援が赤く染まったその景色を見るとなんとも言えない心が弾んだ気持ちになる

コロナの拡大も進行している中

複雑な気持ちは拭いきれないけど

やはり野球が見れる事が嬉しくて仕方がない

ずっと野球を見てきた

毎年飽きるどころかのめり込んでいく

毎年新しい選手が活躍したり

ルーキー選手もでてくる

成長著しく、いっきに飛躍を遂げる選手を何人も目にしてきた

選手の一投一打に心を揺さぶられ

時には涙なしではみれなくなる時もある

私は毎年、そのシーズン一定の選手の活躍の度に目頭が熱くなる事がしばしばある

昨年は會澤捕手

その前は菊池選手

理由は特にない

多分、キャンプ地で練習する姿やその選手が必死等

印象的なシーンを覚えているからだと思っています

今年は間違いなく堂林選手だ

以前も記事に書いたが

本当に期待されていた選手であり

カープファンからも愛されている選手

愛があるからこそ多くのファンは失望したり、熱狂したりと

様々な応援を表現した

なかなか結果が出ない時でも

代打堂林のコールを聞くと

球場は盛り上がった

大きな声援を背負い打席に入る

限られたチャンスをなかなか掴めずにいた

想像を絶する程に苦しく辛い思いをしただろう

11年間苦しんだ

憧れた姿、ファンが期待した姿

そこからはかけ離れた場所でも

腐らずに、光を浴びる日の為に

諦めなかった日々があった

同じチームに鈴木誠也という
リーグ屈指の素晴らしい打者がいる

堂林選手より年下だ

年下の選手に入門する事はプライドの高い選手ならしないであろう

それでも、堂林選手は頭を下げて共に練習したいと申し出た

そして、鈴木誠也選手はその時同じチームの野間選手と共に練習する事を決めていたので
チーム名も野間選手の名前が入っていた

ただ、そのチームの中に堂林選手が入門すると決まった時に

鈴木誠也選手は即座にチーム名を
チーム堂林へと変更したのだ

一番年上の堂林選手を立てての事の計らいである事も分かったし

それだけ他の選手からも愛されている証拠だとも思います

特別注目していたかと聞かれると

決してそうではない

だけど、2軍の練習へ行ったり宮崎へキャンプを見学しに行った時

必ずその場所にいた

若手に混じってバットを振ってた

大きな声をあげながら

カープが負けていても

堂林選手が活躍してたらなんかもうそれでいっかって思ったり

スポナビアプリの個人成績で

堂林選手の成績を確認したりスクショする事が日課になりました

もちろん、現在他球団は
研究中で

今後、厳しい攻めに遭う事も予想される

どうかどうかそれでも打席に立ち続けてファンを魅了してほしい

急にやってきた新しい時代

野球の神様はいた

助走は長かった　長すぎるくらいに

長かった分だけ

どうかその分遠くへ飛んで

野球を楽しんで

堂林選手が野球を楽しめば楽しむ程に

ファンの涙腺は決壊していく

広島を涙の渦へ連れてって