一芸を強みに
勉強もスポーツも得意
絵も上手いし、字も上手、歌を歌えば透き通るような声
足も速い、肩も強い
手先も器用
今あげた物以外の事は沢山あると思うのですが
なんでもかんでも完璧にそうなくこなす
なんでも出来る人っていませんか?
完全に完璧じゃないかもしれませんが
稀にオールマイティになんでもいける人がたまにいます
そんな人を見ると羨ましく思います
ただ、それ以上に
何か一芸に秀でている人は
私の中では尊敬してやまない存在です
勉強は苦手だけど、スポーツだけは負けない
その中でも、野球が特に得意である
そして、その中でもバッティングはそこそこだけど守備なら誰にも負けない!
とか
足は遅いけど、誰よりも速い球を放れる
とか
肩は弱いけど、足の速さなら誰にも負けない
プロ野球は国内最高のリーグ
そこに所属できる選手というのは
幼い頃から身体能力の高さが他者と比べて段違いに高かったり
バケモノと呼ばれるようなポテンシャルの持ち主の集団だ
一軍未経験であったとしても
プロ野球チームに所属できる人は一般人と比べると
とんでもない能力の選手しかいない
そんな世界の中で
結果を残す
結果を残し続ける
一軍で活躍し続ける
それはとんでもない事である
そんな世界でも
いや、そんな世界だからこそ分業されており
それぞれのスペシャリストがいる
投手だけでも
先発投手、リリーフ、ロングリリーフ、ワンポイントピッチャー、クローザー
様々な立ち位置の選手がいる
昔は先発が完投するのは当たり前であったり、美学であったのかもしれないが
スポーツ科学の元
消耗品である投手の肩を守る為にも球数制限が設けられるような大会もある
最近では高校野球でも大きく取り上げられており
ルール改変を避ける事は難しいと思う
野手であると
内野手、外野手、捕手
守備位置の時点で向き不向きがあったりする
守備が上手い選手はスタメンででれなくても試合終盤に守備固めとして器用される事もある
リードしてる点差が少ない場面であれば
一つのエラーが致命的になる事もあるので欠かせない存在である
打撃に関しても
それぞれの適性がある
1番は切り込み隊長!
ヒットでも良いし、四球でもよい!
とにかくなんとか出塁する事を求められる
大きなホームランを打つよりも、長打じゃなくて良いので
出塁!
そして、2番は小技ができる選手
1番が出塁できたならバントで次の塁へ進めたり
走者が盗塁を狙っているならそれに合わせて安易に振りにいかないケースもある
ただ、最近では2番強打者説があり
チーム内で能力の高いバッターを配置されるケースが稀にある
そして、3番打者は4番へ繋いだり
ヒットを打って得点を上げる役割がある
3.4.5番はクリーンナップと呼ばれ打撃の軸となる選手達
4番はチームの中で一番ホームランを打ったりと長打を打てる選手が座る
チャンスが回ってくるのは4番
4番が機能するかどうかでチームの勝敗に大きく関わってくる場合もある
このように、打順ひとつにしてもそれぞれ個々の適性を見極めながら戦っていく
打撃に関しても、代打がいたり
送りバント一つの為に代打が登場する事もある
また、スイッチヒッターといって
投手の左右に合わせて打席毎に左右のバッターボックスに入りわける選手もいます
そして、走塁
足の速さは天性の才能も必要だと思う
自ら出塁して盗塁
代走で登場して盗塁をする
足の速くない選手の代わりに登場して単打で本塁へ戻る
華麗であり魅力的
そもそも盗塁は足が早ければ簡単にできるものではない
もちろん、速さも必要であると思うが
スライディングの強さや上手さ
スタートを切る度胸
様々な能力が必要となる
野球だけでも
それぞれ必要な能力は変わってくる
むしろ、バケモノ揃いのプロ野球だからこそ
生き残る為には一芸に秀でている事が必要なのかもしれない
全ての能力が高くユーティリティプレーヤーとなれる選手もいるが
本当にそれは稀な限られた選手のみ
全ての役割を平均点以上にこなすには陰ながらの努力なくして語れないと思います
私達はプロ野球選手でもないし、誰かに注目されるような仕事をしている人は少ないと思う
だけど、会社での役割。
社会での役割
誰にでも必ず与えられている場所や役割は間違いなくあります
仕事をしていなくて、専業主婦の女性だって家庭を守る大切な役割がある
自分の得意とする分野で活躍できるなら
もし、その分野で一芸を秀でている存在であるのであれば
毎日楽しくなりそう
元々の才能だけで仕事できる人はそんな多くない
勉強したり、経験したり日々培っていくもの
自分の向いてると思っていた仕事が実は不得意だったってなる時がくるかもしれない
自分が苦手だと思っていた仕事がある日突然得意と感じるようになる事もあるでしょう
苦手な事を避けては通れない
一時的に避けれたとしても
いつかまた同じ壁にぶつかる
少しずつ、その壁を乗り越える為に
日々精進して参ります