先の心配をするより、目の前の例文を覚えた方がいいのではないか?
相変わらず謎のクロアチア語学習を継続しているのですが、その過程で思ったことがあるので今日はその話をします。クロアチア語に限った話ではなく、外国語学習全てに言える話です。
(↑の2つ目の記事は今後もクロアチア語に飽きるまで延々と更新する予定なので、興味があったらブックマークとかしておくといいかもしれません😂)
予定外のクロアチア語学習から見えてきたもの
そんな感じで謎にクロアチア語を話す練習をしているのですが、文法や単語の全体像を掴むというより、自分が言いたい文ばかりChatGPTに教えてもらってゴリゴリ暗唱している状態です。
しかしながら僅か3日しかやってないにも関わらず、既にかなりのことが話せるようになった実感があります。(言うてまだ文を思い出すのに多少時間を食うこともあるのですが。) もちろん、文法知識も単語も穴だらけなんですが、しかし逆に文法知識や単語の知識がたくさんあるだけで挨拶や自己紹介ですらしどろもどろ、なんて状態よりはよほどマシなのではないかと言うのが今思っていることです。
今までにもいくつかの記事で言及した通り、私が新しい言語を学習する際は最初に基礎文法の教科書みたいな本を1冊、ざっと1-2周してある程度知識を入れつつ速やかに実践に移るという手法を取っていました。
しかし、今回のやり方を試した限りでは最早この序盤の文法学習いらんなというのが正直な感想です。もしも私が3日前にクロアチア語の教科書を買ってそれに沿って勉強していたら、恐らく私のクロアチア語能力は現在の1/10以下だったのではないかと思うほどです。莫大な量の語形変化が紹介されている教科書の最初の方をちょっと覚えただけでは大したことは言えるようになりません。
そもそも何で私が今更ChatGPTを語学学習に使ってはしゃいでいるかというと、今まではそれに失敗していたからです。
ChatGPTの存在を知った後、私はいくつかの言語学習にこれを使おうと何回かトライしたのですが毎回失敗していました。なんでかっていうと、やっぱりちゃんと文法や基礎単語を知った方がいいと思っていて、細かい文法とか活用表とかそんなんばっかり出してもらってたんですね。要するに紙の教科書使ってる時と大差ないことをしていたわけです。
そんなことをしていたので、「これフツーの教科書の方が一覧性よくね?」とか思って中々続きませんでした。今思うと実にローテクというか、アイテーの使い方が下手くそ過ぎました。自分にプログラマが向いていないのを悟り始めたのもこの頃
で、今回のクロアチア語学習は何で上手くいってるかというと、そもそもやり始めた理由がメチャクチャ適当ですぐ飽きると思ってやっているからです。要するにいつもと違って文法項目を俯瞰しようとかそういう小賢しい事を何も考えずに、最初に出された挨拶フレーズを丸飲みしてその後「これは何て言うの?」って言って返ってきた文を片っ端から口に出して暗唱しました。
あとはポケモンでコラッタを狩るようなノリで次々練習問題をやりまくって気づいたら3日続いてて、しかも(まだノタノタしてるけど)それなりに話せるようになってしまったというジョークみたいな状況になっております。
文法はどうなっているかというと、次々出てくる文から規則性を読んで、ChatGPTにその都度確認するという手法で結構色々覚えてしまいました。少なくとも、教科書で最初の方の変化表をゴリゴリ覚えている場合よりは大分良い結果になっていると思います。
単語に関しても、自分に関係あるものを中心に結構いい感じに覚えている気がします。少なくとも、教科書の最初の方の単語を丁寧に覚えた場合よりはかなり多く覚えているはずです。
先の心配をしても実は大していいことがないのでは?
日本の英語学習界隈を見ていると、やれ文法学習は重要だの、やれ単語をたくさん覚えないといけないだの、やれ基礎を疎かにすると中級で行き詰まるだのと色々言われています。
まぁ語学学習について毎日ああだこうだ書いてる私がそれについてとやかく言うというのはとんだブーメランというか茶番というか
今回謎に続いているクロアチア語学習を通して思ったことは以下のとおりです。
文法の俯瞰だの中級での行き詰りだの、そんな先の事を考えてる暇があったら目の前の一文がすらすら言えるように練習した方がよさそう😪
これはもう自戒です。千里の道も一歩から。
ただ、自分と関係ない何の文脈もない例文をバラバラに覚えるのは極めて効率が悪くすぐ忘れる可能性が高いので、特に序盤は思い切り自己中心的に自分の人生を新しい言語でグルグル巻きにするくらいの勢いで行くといいのではないかと思います。基本語彙と基礎文法全部自分語りにブチ込む感じで😂
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