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11月子育てサロン『ちいさなたね』


11月子育てサロン『ちいさなたね』

今回取り上げたテーマは「子どもの叱り方」
子どもを育てる親として、どう接したらよいか
みなさん悩んでいることだと思います。

私も子どもが幼い頃、本当によく
「怒って」いました。
結構すぐにカッとなるタイプで、
子どもに当たり散らしていた
と言っても過言ではないと思います。

サロンでもお話ししましたが、
私自身が子育て以外に感じている
不安や不満が多かったのも一因です。

幸い、絵にかいたような
博愛主義者のオットさんが、
「これ以上は言ったらダメ!したらダメ!」と
ストッパーになってくれたおかげで、
私が暴走しすぎることなく
たくさん反省しながらも子育てを
することができたと思います。

そんな私の子育てやいろんな講演や講座、
著作物で学んできた
ことをギュギュっと凝縮して
お話した内容がこちら↓

「怒る」VS「叱る」の違い
「叱る時に気をつけたいこと」
「叱るコツ・ポイント」
「子どもが育つ声かけ」
「子どもに伝わるIメッセージ」
「子どもの気持ちを理解するFeel・Do・Be」

子育てサロン後、こんな感想をいただきました!

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最近なんでも物を投げる事にハマっていて、石や硬い物を投げたり人に向かって投げたりしています。「痛い痛いからダメよ。」「こっちにポトンして。」などと言ってますが、怒ったような表情をした方が伝わるのか、優しく伝えた方が良いのか悩んでいます。以前教えていただいた、投げても良い別のものを渡すという事もしていますが、硬い物や柔らかい物など物の違いで転がり方や音を楽しんでいるようで、危ないから全部ダメ!とするのも可哀想なのかな…と思ったり、いけない事はやめさせるべきなのかも悩んでいます。おもちゃも投げて壊れたりしていて、「あ、また投げたら壊れるよ。」と伝えたら、投げるのを止める時もあります。何かアドバイスがあればお聞きしたいです。よろしくお願いいたします。
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感想の中にとても良い気づきや
対応がたくさんありました。

このお子さんはまだ1歳前半です。
善悪の判断や感情のコントロールは
まだまだ難しいです。

この時期の子どもさんは物を投げるが
ブームといってもいい年齢ですね。
物を投げるという運動で自分の身体を
育てている時期なので
その運動自体は止めることなく
満足するまでさせてあげて欲しいです。

既に、投げていいものと、
投げてはいけないものを伝える、
投げても良い別のものを渡す」
対応をされていて素晴らしいです。

「硬い物や柔らかい物など物の違いで転がり方や音を楽しんでいるよう」
はとても良い気づきですね。
子どもは、投げた物がどうなっていくのかに
興味津々です。
「科学的なおもしろさを感じていることが多い。」
カリスマ保育士てぃ先生もご自身の著書
【子育てて困ったらこれやってみ!】
中に書いておられます。

行動変容には感情が必須!

「あ、また投げたら壊れるよ。」と伝えたら、
投げるのを止める
時もあります。
すごい成長ですね!
継続は力なりです。
お母さんの声かけががお子さんの行動変容に
少しずつ繋がっています。
このまま何度も何度も繰り返し
伝えていきましょう。

笑いながら「ダメだよ!」というのは、
感情と行動が一致していないので
子どもは混乱しやすく伝わりにくいのです。
お母さんの気持ち(感情)を伝える手段として
怒ったような表情を使っていくのも
とても有効だと思います。

「できていないこと」から「できていること」に注目して


ついつい投げることに親の意識が
向いてしまうのは仕方がないです。
(子)物を投げる→(親)注意する→(子)投げるのを辞めない 
の繰り返しになっているなら、
ちょっと視点を変えて
物を投げずに丁寧に扱った時などに
「投げなかったね。嬉しかったよ。」
などの声かけを
たくさんしてあげるのもいいと思います。

「できていないこと」から
「できていること」に注目して声かけする
をしてみましょう。

物を投げるブームは年齢が上がるとともに
落ち着いてきます。
2歳を迎える頃にはどうなっているでしょうか…
子どもの今を大切にしながら、
その先にある成長した姿を想像しながら
親子で楽しく暮らしていけることを
応援しています。

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12月子育てサロン
12月26日(木)に開催予定
*参加条件 
公式LINE友達登録済み
子育て中の保護者の方
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