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おしごと育児初級講座を終えて


10月から3回にわたって開催した
おしごと育児初級講座
無事に終了することが出来ました。

今回の受講者さんは、子育て支援に関わる
専門職の方お二人
すでにいろいろなことを学ばれているので
モンテッソーリ教育以外では目新しい内容は
そう多くはなかったと思いますが、
それでも熱心に耳を傾けていただきました。
感想をいただいたのでご紹介いたします。


【感想①】受講後、ゆっくりと自分自身の子育てについて振り返る作業をしています。


当時を振り返ってみると、その時は自分なりに
一生懸命関わってきたつもりでしたが
(もっと何かしてあげられたのかも知れない…)
そんな感情も心の奥底にありました。
でも、その時一生懸命駆け抜けてきた
そんな自分で良かったのかなと
思ってみたりしています。

『おしごと育児』と聞くとなんだか難しそうと
ちょっぴり構えてしまうところもありましたが、
全く難しいことではなくて日々の暮らしの中の
小さな小さなやりとりの中で育まれていくんだと
改めて気付かされました。

子育て=大人が子へしてあげるもの、
お世話をするもの だけではない。
親から子への一方通行な関わりではなく、
我が子と過ごす暮らしの中で教わる
想いや気づきがたくさんあって、
それがどんなに大切で尊いものかを感じます。

じぶんで選んでやってみたい!
その思いを大切に見守りたいとは思うのだけど、
実際はなかなか難しいことだと思います。
「我が子の失敗は見たくない」
「こっちのほうがうまくいくから」
と、ついつい手や口が出てしまいますが、
何を持って成功、失敗なのかは
やってみないとわからない。
そこから学ぶものの方が大きいし、
EQも高まっていくんですね。

ここ最近、モンテ教育が
Instagram等で大人気ですが、
佐藤先生はどんな学びを与えて
くださるのかなぁと
楽しみでどんな講座なんだろう…とワクワク。
講義は3日に分けての開催だったので、
私にとって前回の振り返りも含め
心地よいスピードでした。

この講座で、”感情のキャッチボール”について
たくさんのことを学びました。
”あなたがいてくれて良かった”
”ありがとう” の感謝の言葉でいっぱいの
子育てでありたいと改めて思います。

この講座で学んだことは
対こどもだけではなくて、対旦那、対周りの人
どんな相手にも関連するものだと思います。
この学びを自分の周りにいてくれる人たちに
感謝の思いを伝え、相手の感情をありがたく受け取ろうと思いました。

ありがとうございました。


【感想②】おしごと育児の視点で子どもを見る、見てみたいという気持ちで受講しました。


結果、受講してよかったです。

切り口はおしごと育児ですが 
子どもたちの意欲や、
自分のことは自分でする、
好奇心や自己肯定感が育っていくのは、
小さなことだけど目の前にある
日々の生活の中での積み重ねで
育っていくということがよくわかりました。

保護者はなかなかそういう視点にならないので、そこに意識を向けるのが大事だと思いました。

感情についての学びもたくさんありました。
昔は人と一緒でないとダメだとか、人と仲よくしよう、そのためには自分の感情に蓋をして我慢するみたいなことが多かったと思います。
でも、自分の感情を大事にしていいよ、
一人ひとりの感情を大事にしていいよ
ということや
その感情をどう扱うかを小さい頃から
教えていく必要があると痛感しました。
そのためにも、まずはお母さんが
自分の感情を大事にすること、気がつくこと
が必要でそのサポートが必要だと思います。

感情は体感覚 身体感覚は大事 
不快も含めて小さい頃から味わう体験が
必要だし、不快こそ大切に扱いたいです。

人は心に響いたものを受け取る

とても深い感想をいただきました。
いろんな講座を開催して思うことは、
自分の伝えたいことを
ただ伝えるだけではなくて、
受講してくださった方が
たくさんの情報の中から
何を受け取ってくれたのかを
知ることがすごく大事だなと思うのです。

同じ内容でもみんなが同じだけ
受け取ることはなく
その人の心に響いたものは違って当たり前です。

だから講座はおもしろくてやりがいがあります。
私も毎回勉強になります。
私の思いを受け取ってくださったお二人に
改めて感謝したいと思います。
ご受講ありがとうございました。

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