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自分の意見を言えない、を「言える」に変える。仕事依頼の記事

 主に中学生を対象に論理的な作文の指導をしている「千葉とうしろう」と申します。

 自分の意見を言えるようになる論理的な作文講座はこちらのストアカサイトからお申し込みください。また質問等ありましたら、以下のフォームからお問い合わせください。

 自分の意見を言うのって難しいですよね。そもそも自分の意見が無かったり、あったとしても自信が無かったり。自分の意見を言うのにも周りの目が気になる。もしも自分が間違っていたら…、もしも周りから嫌な奴だと思われたら…、もしも自分より優れた意見を持つ人がいたら…。そんなことを考えると、なかなか自分の意見は言えません。

 けれど、もしも自分の意見を言えるようになる方法があるとしたらどうでしょう。自分の意見を、堂々と、わかりやすく説明する。そんな姿に憧れませんか? なりたいと思いませんか? なりましょう。

 私が指導する方法は「論理」です。論理を身につけることで自分の意見を堂々と、わかりやすく伝えられるようになります。なぜなら、論理を身につけることで、自分の意見に説得力が宿るからです。

 自分の意見を言えない根本の原因は、自分の意見に説得力がないことです。自分の意見に自信を持てないのも、周りの目が気になるのも、そもそも自分の意見が湧いてこないのも、すべて自分の意見に説得力がなく、薄いことが原因です。自分の意見に説得力がないと自分で感じるから自信をもてないし、「こんな意見を言っても…」と周りを気にしてしまう。自分の意見に自信がなければ、自分の意見に意識を向ける機会も減り、自分の意見そのものが湧いてこなくなる。

 もしも主張が明確で、その主張がしっかりとした根拠に支えられたものだとしたら、自信をもって自分の意見を言えることでしょう。論理的に裏打ちされた意見であれば、自分の意見に説得力を感じるのですから。自分が「この意見であれば論理的だ。説得力がある」とわかっているのですから。「意見を言って嫌な奴だと思われたくない」という悩みも消えます。言うか言わないかも論理的に判断できるようになるのですから。「敵を増やすリスクがあるから言うべきではない」と考えれば言わなければいいし。「たとえ敵を増やしたとしても、この意見は言うべきだ」と考えれば言う。その判断をできるようになります。自分の意見を言うことに付随する悩みが消え、堂々と過ごすことができるようになります。

 私が主に中学生を対象に指導しているのは、論理を学ぶのに中学生が丁度いいタイミングだからです。できるだけ早い段階から論理を身につけた方がはいい。その分だけ悩んでいる時期が減るので。けれど小学校低学年から論理を学ぶのは早いと言われています。論理的な思考は小学校を通して徐々に身につけ、だいたい13歳頃から論理的な考えをする態勢がつくと言われています。頭の構造上、中学生が丁度良いのです。それに中学生は、悩みに自覚的になる時期でもあります。無邪気さが減り、自分と周りの人間を比較するようになります。将来を考え、未来から逆算して「今は何をすべきか」を考えるようにもなります。考えや悩みの内容的にも、中学生は論理を身につけるのに丁度良い時期なのです。

 論理は、主張と理由の間に現れるもの。主張を理由で支えることを「論証」と言います。自分の意見を言えるようにするとは、論証する勉強です。

 論理は作文で指導します。言葉が考える対象なので。私たちが取り扱うのは言葉です。話し言葉ではすぐに消えてしまって検証することができません。紙に書いてすぐに消えないようにして、「どこが悪いか」「どうすべきか」などを確認して行きます。そのため、指導は作文になります。

 論理で堅牢に構築された意見は自分で説得力があるとわかるので、自分の意見に自信を持てます。論理を身につける過程で自分の意見を明確にすることを学ぶので、無いと思っていた自分の意見が輪郭をもってハッキリしてきます。さらに反論の練習をすることで、自分の意見を持つように訓練します。意見とは「異見」でもあり、自分の意見をもつとは他人と違う意見を持つこと、他人の意見を論理的に「それは違う」と説明できることでもあります。反論の練習をすることで、自分の意見を持てるようにします。

 自分の意見を言えるようになるには、論理指導の他にも方法があるでしょう。スピーキングの講師などはたくさんいます。けれど、自分の意見を言えない根本の原因は何かと言われれば、それは論理に行き着きます。話や文章の内容が説得力のあるものでなければ、いくら立ち居振る舞いなどに手を加えたところでそれらは補足に過ぎないからです。最終的には話や文章に説得力をもたせる必要が出てくるのであり、説得力をもたせるのは論理なのです。

 論理を身につけることによって、確実に自分の意見が変わります。主張を理由で支え、その理由を体験やデータで支える。根拠に裏打ちされた主張は「確かにその通りだな」という説得力をもつのです。もちろん反論してくる人もいるでしょう。そしてその反論に対して論理的に言い返す(再反論)ことで、意見はより堅牢さを増すのです。意見が論理的に変わりまず説得されるのは自分自身です。「この意見なら揺るぎない。反論が難しい」と自分で思えるから、自分の意見に自信をもてます。ぜひ論理を身につけて、自分の意見を言えるようになりましょう。




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