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【 1日5分だけ-4 】 源氏物語の原文を読む・・変体仮名で、漢字の崩しはまたあとで・・(タブレット画面分割で読む篇)

さて、いよいよ読みはじめです。タブレット(iPad・Android)で「読む」を紹介します。

用意したファイル

1 源氏物語 原文(写本)
     絵入源氏物語 (ルビがふってあるもの)
     源氏物語(ルビなし)

2 変体仮名手引書・・・用語辞典とか早見表とか・・・
   自作字引変体かなバインダl
   くずし字用例辞典 (児玉 幸多編 東京堂出版)抜粋 仮名(部分自炊)
   江戸版本解読大字典(根岸 茂夫 (監修) 柏書房) 仮名付録(部分自炊)
   変体仮名の手引(中野幸一編 武蔵野書院)

3 PDF閲覧アプリ

Androidタブレット(Sony Z4 tablet)の場合・・・おすすめ

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iPad (iPad pro 10.5)の場合

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前回までずっとiPaddでの表示例を紹介してきました。
そのために、幅の狭い縦長の「変体仮名早見表」を紹介しました。
これは慣れてきて、さっさと読めるようになったときにいいようです。
連綿には苦手です。

一文字づつ、一連の連綿を確実に読み解いていくには、前回紹介しました、
『くずし字用例辞典』(児玉幸多編 東京堂出版)
『増訂 近世古文書解読字典』(林英夫編 柏書房)
『新編 古文書解読字典』(根岸 茂夫 (編集), 佐藤 孝之 (編集), 安池 尋幸 (編集) 柏書房)
『くずし字解読辞典 普及版』(児玉幸多編 東京堂出版)
のような用例辞典が必須になります。

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くずし字用例辞典 (児玉 幸多編 東京堂出版)
文字一文字づつ「あ」は、「安」、「阿」それぞれにくずしと用例が記載されています。【これはいい】用例と読下しとがわかれていて、パズルがわりに使えます。

Sony Z4 tabletで「連綿」を紐解いていく実例です

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「ありき」はずばり、用例にありました。

まとめ

変体仮名を読み解くとは、連綿を読み解くことです。
これが、ミステリアスでおもしろい【うん、ほんまやで!】

タブレットを縦に使い、上下二分割が使いやすい【うん、ほんまやで!】
Android系はできます。
iPad系は縦でも横でも左右二分割になります。

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Android系タブレットを縦に使い、上下二分割が使いやすい【うん、ほんまやで!】


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