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人生の負けが教えてくれた事

僕は一度大きく人生に負けました。

30歳の頃に、借金があるのに、鬱になり仕事を辞めて、生活保護を受けて、もう4年が経とうとしています。

この4年間で、

気が狂いそうな程の耐え難い孤独と、お金が無い惨めさと苦しさを、とことん味わいました。


そのお陰で、

孤独な人の気持ちが分かりました。

お金が無くて苦しんでいる人の気持ちが分かりました。

自殺をしてしまう人の気持ちが分かりました。

社会的弱者と呼ばれる人達の気持ちが分かりました。

孤独や貧困で犯罪を犯してしまう人達の、気持ちも分かるようになりました。

全ては、「人生の負け」が教えてくれました。

社会では成功する事や勝ち組になる事が正義とされているけれど、

案外、負けから学べる事の方が大きいのかもしれない。

僕の人生がこれからどうなるかは分からないけど、例えどんなに人生がうまくいったとしても、この経験で得た学びと感じた事は一生忘れない。

そして、過去の自分と同じように、孤独で苦しんでいたり、お金で苦しんでいたり、死にたいと思っている人達を、見下したり、馬鹿にしたりは絶対しないし、

自分はその人達の気持ちを、少しでも分かってあげれる人間で在りたい。


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