その悩み、複雑にしているのは私かもしれない
オーストラリアに移住してきて、13年目。日本人美容師夫妻と8歳、6歳、1歳の3人の男の子を持つママこと、モンブランです。
今日からターム4が始まりました。もちろん、オンラインスクールです。しかし、朝8時に起きて学校の準備。
久しぶりに8時に起きて朝ご飯の準備をしました。
このホリデー(春休み)2週間、朝ご飯食べたい人がパンを焼く、シリアルを食べたい人が自分で準備をする。というルールのモンブラン家でした。
小学校は9時から始まります。車で15分くらいの距離です。一応車を停めて校門まで連れていくので、8時半に家を出ます。
そして、3時30分まで学校で過ごします。
オーストラリアのメルボルンではこの時間帯がほとんどです。10分~15分の前後はありますが、9時から始まるのは、嬉しい。
基本、私は、朝ご飯を食べません。
理由は、パンが好きではないし、私が1食抜けば食費も浮くし、健康のため食べ過ぎないようにしています。
私、お腹が空くとイライラしてました。旅行中、旦那とランチについてもめます。「早くして!!どこでもいいやん!!」となり、とりあえず、お腹を満たさなければこのイライラは解消できませんでした。
しかし、空腹に慣れることによって、この【空腹イライラ】をコントロールすることができるようになりました。
ぐぅーとお腹が鳴ると、若返りホルモンがでてるみたいで、この音が聞こえると「私、今お腹空いてる。しかも若返っている!!」と客観的に思えます。ことわざで【腹八合医者いらず】というし、食べ過ぎは良くないと思って朝ご飯を抜いています。
【ダイエット】
食べたいものを我慢する。お腹いっぱい食べない。
私はそう解釈していました。
学生時代、身体測定の前日は少し運動をして、晩ご飯は軽めにして、トイレの回数を増やしたりしていたなーと今思い出しました。
他にも美容師時代は昼ご飯という決まった時間がありません。お客さんが帰って新しいお客さんが来る間で食べるか、カラーの待ち時間に食べていました。なので、5分~10分で食べるのが当たり前です。なので、少しの時間でドカ食いしてました。
しかし、常に鏡を見る仕事だし、体型や服装にも気を付けていたので、食べたいものをお腹いっぱい食べたことはあんまりなかったです。
その時に私は、
ダイエットって一生続けていかないといけないんだー。いつになったら、私は食べたいものをお腹いっぱい食べることができるのだろう?
と思っていました。
それから、5年が過ぎて、私は長男を妊娠しました。その時も自分の中で7キロ以上増えないようにしていまが、食べないと気持ちが悪くなるので、食べていました。結局最後は10キロ増で出産をしました。
オーストラリアでは妊娠中に妊婦の体重測定がありません。何キロ増えても注意されません。むしろ、お腹が小さい方があれこれ言われます。
3男を妊娠中は10キロ増を目標にしていましたが、エコーを確認するたび小さい小さいと言われ続けました。
オーストラリアのパブリック(すべて無料)の病院だと2回しかエコー検査をしません。確か12週と25週だったかな…しかし、私は、その倍以上エコー検査を受けるはめになりました。
私は10キロ増縛りをやめて、好きなだけ食べることにしました。
その結果15キロ増で出産。3400gの男の子が生まれました。
その日生まれた赤ちゃんの中で1番大きかったそうです。
エコー検査あてにならない。オーストラリアの病院あてにならない。
前回も前々回も10キロ増で大丈夫だったって、私言いましたよね!!
3人兄弟の中でケンちゃんが一番大きく生まれました。
そして、次の日に退院しました。
オーストラリアの出産事情あるある。退院は早くて、次の日に帰ることができる。長くて3日。帝王切開の場合は、もう少し長いです。
15キロを戻さないといけませんが、ダイエットした記憶ありません。
勝手に戻りました。
毎日慌ただしくしてる日常+朝ご飯をたべないことで私は一生ダイエット呪縛から逃れることができました。
今では、スキな物お腹いっぱい食べることもあるし、食べ過ぎかなーと判断したら、ご飯をぬいたり、減らしたり、明日に持ち越したり自分なりにアレンジをきかせています。
人には色々な悩みがあり、その悩みは一生付き合っていく悩みもあれば、自分次第でその悩みから解放されることもある。
その悩みを複雑にしているのは、もしかしたら、私かもしれない。
過去にある人から言われたことがある。
「考えて悪い方向に行くなら考えない方がいい」
考えても考えても答えがでなかったり、悪い方に考えるんだったら、むしろ考えるのをやめるべきだ。
人生生きていればなんとかなる!!
昨日の私の頭の中、ぐちゃぐちゃだった。
頭の中心にとげが刺さっている気がした。しかし、そのとげを抜かないと頭の中はすっきりしない。
私はゆっくりとげを探した。
私の中のとげは、
「失敗する怖さ」
だった。
もし、新しい学校が良くなかったら?
もし、住みたい家が仕事場から遠かったら?
もし、買った家が売る時に全然上がってなかったら?
そう考えれば考えるほど、どこに引っ越せばいいのかわからない。旦那がここにしようと言ってくれた方がどんだけ楽か。もし、ダメなら旦那のせいにできる。そうやって人のせいにした方が自分が傷つかないでいられる。
だけど、私たちの家だ。2人で決めないといけない。
2人で決めて、もし失敗したら、また考えよう。
学校が良くなければ、また引っ越せばいい。
仕事場から遠くても、通っている人だっているし、私の中で仕事よりもお母さんで生きる方が今は大事。
リセールバリューが悪くても、不動産以外で右肩上がりの資産を持ち続ければいいことだし、きっと、上がっていなくても、過去を振り返ればこの家に住んでよかったなーと思えたら、それでいいかなって思えた。
だから、私ももう迷わない。
直感でここ!!って思うものを選んでいく。
そして、もし、間違っていても失敗したとしても、またやり直せばいい。