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あなたの足を引っ張る人たち

✅足を引っ張る人はそこら中にいる

足を引っ張る人はそこら中にいます。

そして足を引っ張られる人は

真面目な人
優しい人
断れない気の弱い人

といったように善人と呼ばれる人が多く、そういった人にとっては非常に迷惑な存在とも言えます。

なぜ彼らはそんなにも足を引っ張ることに熱心なのでしょうか?

今回は足を引っ張られ続けてきた私の体験談や足を引っ張る人の正体や彼らに対処法などを書いてみようと思います。

✅私の周りの【足を引っ張る人】たち

足を引っ張る人もいれば、引っ張られる人もいます。

そして足を引っ張る人は大抵、引っ張ることを決してやめません。

私はそういった人たちに囲まれて育ち、最近までそういう環境に身を置いていました。

私の周りの足を引っ張る人の一番代表例と言えば【家族】です。

特に私の両親がそうでした。

私の父親は、わざと私が嫌がることを言ったり、私を怒らせるようなことを言っては私の反応を見て喜んでいました。

さらに母親に至っては今でもそうですが【私が何をしているか、逐一知りたがる】という病にかかっています。

そして私が何か新しいことをするために【そんなのうまく行くはずない】と冷や水をかけるということに情念を燃やしています


おそらく当人たちにとっては【コミュニケーションの1つ】なのでしょうが、発言の真意を知るまでは非常に困惑したのを覚えています。

もちろん彼らの目的の正体は【相手の足を引っ張る】ことです。

それは【愛情の裏返し】だという人もいるかもしれませんが、本人の認知がゆがんでいれば相手にとっては【迷惑】という他ありません。

✅わたしに投げかけられた嘲笑

私はあまり人づきあいが得意ではなく、自己主張も子供の頃はあまり得意ではありませんでした。


思ったことを言語化する能力が乏しかったことから、人から嘲笑されることもよくありました。

もちろん家族もそうですし、同級生からもそうです。

一方で勉強はそれほど苦手ではなかったのですが、実は私の周りではそのことが【嘲笑】の的になってしまっていました。

勉強だけで来たって社会に出たら意味ない
自分だけ優秀だって意味ない


私の父は酒を飲んではよく
【勉強できる奴が偉いんじゃない】
【お前なんか、勉強ができたって時代が違ったら全然役立たずなんだよ】
【勉強ができたってお前みたいなガリ勉が社会に出たら通用すると思うなよ】

といった事を私に熱心に教えてくれました。もちろんそれは学校でもそうです。

なぜか学校では地方ということもあり、共産主義思想が教育現場の隅々まで浸透していました。

ヤンキーを持ち上げる風潮もあり、私は半沢直樹張りに厳しい戦いを強いられました。

今思えばこの状況こそが【足を引っ張る】下地であったんだと思います。

✅環境を変えてわかった【嘲笑の正体】

得意なことをしても【意味がない】と言われ、学校でも家庭でも浮いてしまった日々。

しかしこれは進学校や大学へ進学してガラッと変わります。

人の質が変わり、あからさまに人を馬鹿にする人や嘲笑する人が極端に減ったのです。

さらに私の大学は国立ということもあり色々な価値観を持った人が集まっていました。

学生運動の残党もいれば、起業して一儲けしたいという目をぎらつかせた資本主義の申し子みたいな学生もいました。

一方で親が金持ちで私のような苦労を知らずに育った子もいました。

その友達は性格はものすごくよい子で、私に【人の悪口は言っちゃだめだよ】と本気で諭してくれた数少ない友達です。

その友達には今でも感謝しています。

こういった人たちに囲まれていくうちに、私が受けてきた嘲笑の正体を知ることができたのです。

それは【私の足を引っ張って何とか自分と同レベルまで引きずり下ろしたい】という他人を妬む卑しい心だったのです。

✅足を引っ張る人たちの正体はゆがんだ劣等感

足を引っ張る人たちの正体は【劣等感】です。

本人たちは自分に実力がないのは実はわかっています。

だからこそ、人を嘲笑することで相手を引きずり下ろし自分の凹んだ部分を埋めているのです。

私のように気が弱くてあまり言い返せない人は格好のターゲットになってしまいます。

私の場合は足を引っ張る理由が【勉強】だったので、【勉強ができても意味ないんだよ】といったヤンキー的な絡み方を親や学校でされてしまったのだと思います。

✅自分ではわかっている

こういった劣等感は本来は努力などによって埋めていくものなのです。

しかし、足を引っ張るような人たちは努力をするだけの根性も能力もないので、手っ取り早く自分の劣等感を埋める方法を探します。

それが相手を嘲笑して相手からエネルギーを奪う、という方法です。

イヤな絡み方をしてきたり、相手のことを根堀り葉堀り聞いてくる中高年のの同僚(私の場合はオバちゃんでした)なんかがそうです。

こういった人たちは相手から少しでもエネルギーを取って自分を満たしたいのですが、所詮傷口は開いて膿んだままですのでまた傷がうずきます。

だからこそターゲットにされてしまたら死ぬまで相手をいたぶり続けます。

はっきり言って非常に迷惑な存在なのです。

✅足を引っ張る人の対処法

という訳で足を引っ張る人たちへの対処方法なのですがこれは色々なネットの記事で書かれていますのですべてを書く、というよりも私が実践した方法をご紹介します。

1.環境を変える(月並みだけど)

私の経験上、環境を変えるのが一番いいです。

私の場合、中学生ぐらいまでが一番つらかったです。

中学校までは公立の地元の学校に通っていました。

そのためクラスをめちゃくちゃにする問題児から将来東大に行くような優秀な人まで一緒に過ごすという苦行を強いられました。

当然、気の弱い私のような人がいじめられてしまうわけです。

これはある程度、生き物としての生存本能なので仕方がないと今では諦めています。

しかし、県内の進学校へ進み、さらに大学へ進んでいくうちにそういった人たちは減っていきました。

逆に一緒にいると学びになったり、人のことを本気で心配してくれたりと人間的に徳の高い人との出会いが増えました。

だからこそ、勉強や仕事、お金を稼ぐことに集中して自分の合う場所に行くために努力することが現状を変える一番簡単な手段だと思っています。

余談:中世の身分制度はそれぞれの種族と結びついていたのはこういうわけで、実は身分制度は住み分け制度でもあったわけです。今後こういった住み分けがポイントになってくると思っています

2.仕事や勉強を頑張る

私の経験として【お金を持っている人】の方が全体的にマナーはいいです。

当然、人をあからさまにいじめる人もいません。

なぜなら、彼らには人の足を引っ張る理由などないからです。

飛行機のビジネスクラスやファーストクラスに乗るとわかるのですが、彼らはCA(キャビンアテンダント)さんに対しても非常に礼儀正しいです。

もちろん、大声で怒鳴り散らしたりルールをわざと破って見せるような程度の低い人は見たことがありません。

私の場合ですと
進学校
大学
大企業

といったように振り分けがされる場所に行けば行くほど、あからさまに人の質は変わりました。

もちろん住むところもそうです。

なのでそういった人の質の良い場所に身を置く、そのために仕事や勉強を頑張ることは非常に大切だと思います。

3.無視する(自分が透明人間になる)

無視する、というのは職場では難しいかもしれませんが。

しかし反応を薄くすることはできます。

足を引っ張る人はこういった相手の反応を見て、自分のエネルギーを満たす性質があります。

そのため相手が反応しなくなるとエネルギーが枯渇し、干からびていきます。

じっさい私も経験ありますが、反応を極端に少なくしたところ相手はみるみるおとなしくなりました。


そして最後に腰痛で立てなくなってしまったことがあります(相当なストレスだったらしいです)

しかし私の場合、こういうやり方はあまり得意ではないです。

こういうやり方は私自身も相当なストレスがかかるのでやはり勉強や仕事を頑張って場所を変える、というのがベストだと思います。

✅足を引っ張る人は【あなたと付き合う】メリットがある

足を引っ張る人はターゲットを見つけたら死ぬまで離しません。それは相手にとってメリットがあるからです。

1.あなたから情報を得ることができる

人の足を引っ張る人は周りに悪影響をまき散らしますが、彼らにとって普通の(人に迷惑をかけない)人と付き合うのはメリットがあります。

足を引っ張る相手が優秀な人なら有益な情報をもらえたり、仕事を肩代わりしてもらったりしてあわよくば自分の評価も上がるからです。

私も会うたびに嘲笑してくる親戚がいましたが。裏では私に負けないために必死で張り合っていたのだと後で知りました(正直に言ってくれたらもっと仲良くなれたのに)。

彼女はそれほど勉強が得意ではなかったようですが頑張って大学へ進学し、今では海外でめでたく富豪の家に嫁いだようです。(わざわざ報告してくれました)

こう見ると、やはり足を引っ張る人にはそれなりのメリットがあるようです。

しかし、足を引っ張られる当事者にとっては一方的にgiveの姿勢を強いられるわけで、迷惑以外の何物でもありません。

やはり距離を置くのが一番だと思っています。

2.あなたの反応を見て【自分】を感じられる

足を引っ張る人は相手の反応を見ることで【自分】を感じることができます。

本人は自分自身が何の能力もない、空っぽの価値のない人間だと知っているので相手の反応を媒介することでした自分を感じられないのだと思います。

そして相手の反応を見てエネルギーを取っていきます。

そして長年の劣等感で膿んで汁が滴っている傷口にそのエネルギーを塗りこみ、少しでも自分の凹んだ部分を癒そうとします。

だからこそ足を引っ張る人にとってターゲットは絶対不可欠な存在であり、他人に依存しなければ生きていけないある意味かわいそうな人だとも言えます。

3.相手にしないことで彼らは干からびていく

足を引っ張る人は自分の足りない自尊心を相手を傷つけることによって奪います。

迷惑な存在ですがある意味かわいそうな人たちであるともいえます。

しかし逆に相手にしなければ、ただでさえモロい自尊心をさらにボロボロにしてしまうのでおとなしくなります。

そしてほかのターゲットを探します。

以上に理由によりそういった人たちと【距離を取る】というのが一番の対策だと思います。

✅終わりに

足を引っ張る人たちは基本、自尊心が低いです。

そのため相手を嘲笑したり、嫌な絡み方をすることによって相手からエネルギーを奪い、膿んで汁が滴っている自身の自尊心の傷口を癒そうとします。


学校や社会はそういった人たちを【かわいそうな人】【かわいそうな人たちこそが偉いんだ】とレッテルを貼るのが今の状況です。

そして彼らの視点に合わせた生活を真面目な人に強制するため、善人が病んでいきます。

一言で言えば、真面目に働いている善人からすれば非常に迷惑な存在です

私は中学時代まではそういった足を引っ張りたいモンスターたちが家や親戚、学校、近所といった様々な場所に生息していたため、非常に苦労を強いられました。

しかしそういう同級生たちは進学校に通い、大学に行くにつれ少しずつ少なくなってきました。

先日高校の同窓会に行ったのですが、皆さん見事に立派に社会人になられて、嫌味な人は一人もいませんでした。

という訳で私の結論は

環境を変えろ!そのために仕事や勉強を頑張れ!お金を稼ぐのもいいぞ!
ということで是非参考にしていただければと思います。


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