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非ICT環境から“ど”ICT環境へ。
この春から新しい職場へ異動してきました。
異動早々にこの状況。
ヒトは自然には勝てません。
でいま何をしているかというと、新しい職場環境に慣れようと努力しています。
その一つがICT環境への対応。
ということで、職場環境の違いと、ICT化が進むと起こることをまとめてみることにしました。
環境の違い
これまでの職場では、携帯の持ち込みは不可で、
ICT環境としては理科実験室からプロジェクターを各教室に持って行き、
PCもその都度繋いで、ようやくパワポや写真などを見せることができる、
という状況。まぁ、きっと多いですよね。そうでもないかな?
新しい職場では、生徒が一人一台iPadを持っていて、持ち込み可。
そこにはclassiやgoogle teams、metamojiといったソフトやが入っており、
こんな休校期間中でも生徒と連絡が取れやりとりができる。
課題なども配信ができる。
zoomでオンライン朝礼もできるし、すららで各自演習や復習もできる。
教室にはいわゆる電子黒板があり、プロジェクターが設置してあって、
PCかタブレットは持っていかないといけないですが、ケーブルで繋いでしまえば
タッチペンでマウスのような操作ができ、字も書き込める。
取り巻く環境がこんなに急に変わってしまったので、
ガラパゴスの中にいるわたしは、
周りの環境に馴染んでいくのに日々必死です。
そういう意味では、この時期のこの休校期間はとてもありがたくもあり。
ICT環境下の難しさ
● 覚えるべきIDとパスワードが多い
やはり使うソフトが多くなればそれぞれにIDとPasswordは設定しないといけないですから、この管理が大変になります。だからといって全部同じにすれば、は、また違う問題も出てくるし。
● 集中するとサーバーが落ちる
これはまさに今置かれている状況です。
昨今のこの状況で使えるものは使おうと、iPadなどを導入しているところは、このようなソフトを駆使して生徒と連絡をとったりしています。なのでこの春は使用者数も登録者数も増え、使用頻度も増えています。このような利用者数急増のため、よくサーバーがダウンするのです。
こうなると現場ではどうしようもありません。
● 苦情、問い合わせ対応が大変
「課題が配信されていませんが」
「〇〇というソフトの〇〇というところを御覧ください」
「どう見ればいいかわかりません、、、」
とか、
「△△にログインできないのですが」
「いまサーバーがダウンしているみたいで」
など。生徒対応よりも数倍こっちの対応の方が多いです。
ICT導入により、便利にはなったものの、その代償といったところでしょうか。
この対応専門の部署の設置の必要性を感じます。そしてその人たちに頼らなくてもいいくらいの知識を各自で身につけないといけないと感じます。担当生徒の対応ができなくなることで、生徒からの信頼を無くすのも怖いですからね。
● 使わないといけないという雰囲気
雰囲気というか、まぁ当然な意識ですね。
生徒に持たせていて、それ相応の負担を強いてる以上は、これらを使わないと、なんで持たせたの?ということになっちゃいますからね。
これまで、従来型の板書スタイルだった授業をどう変えていこうかと、これにもとても頭を悩ませているところ、、、。
本質は何か。
ICT環境は揃っている。
ともするとICTばかりに目が行きがちだが、最終的には、
これらの道具を使って、どう生徒と対峙するか。
ここだけは見失ってはいけないと、常に言い聞かせている。
そのためにもはやく環境に慣れ、動作に慣れ、余裕を持てるようにならないと。