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タイトルどおり! ~映画「永遠の名花 チャスラフスカ」(2012年)

大学図書館のDVD鑑賞記録が続いていましたが、こちらはAmazonプライムで鑑賞したもの。

チェコスロヴァキアが誇る体操選手、ヴェラ・チャスラフスカさんのドキュメンタリー映画「永遠の名花 チャスラフスカ」です。

いやほんと永遠の名花やわ~~ ダダ泣きでした。( ;∀;) 

チャスラフスカさんは、東京五輪、メキシコ五輪で大活躍し、世界のスターになった名体操選手ですが、チェコスロヴァキアの民主化の動き=「プラハの春」を支持し、それを潰したワルシャワ条約機構軍の侵攻に反対する姿勢を貫いたために、長く不遇な日々を送ることになりました。

1989年の民主化「ビロード革命」後は、一転、ハベル大統領の顧問として国政に携わり、忙しい日々を送ります。

再び脚光を浴びるようになったチャスラフスカさんですが、息子と元夫が揉めたことで元夫が亡くなるという悲劇が起こり、精神的に病んでしまいます。

長い長い闘病生活を経て社会復帰したチャスラフスカさんは、ふたたび輝く笑顔で思い出の場所を巡り、ファンや教え子たち、支援者らに大歓迎されます。

チャスラフスカさんについては、私はリアルタイムでは知らなくて、チェコに関心を持つようになってから知識として知りました。

そのため、「懐かしい」とか「憧れ」というのはなかったのですが、現役時代の美女ぶり、お年を召してからの温かい人柄が伝わる様子、生涯を通してとにかくコツコツと努力を重ねて、ひたすら真面目に生きてこられた姿に惚れ惚れしました。

美しく、強く、優しく生きた、ほんとに永遠の名花の名にふさわしい方だと思います。

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