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ネムネム・ブランケット
ハンター×ハンターみたいなマンガを読んでいる。
『ニセモノの錬金術師』
そこで出てくる「ネムネム・ブランケット」というキャラがなんか好きだ。
呪術師で元娼婦。呪術の師匠の下へ弟子入りして主人公のことを一緒に呪った。
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えっちすぎる。いや、えっちって言うのを許されてる感じがする。えっちだ。どうしてこのシンプルな線画でこうも出せる。構図。汗。服!
自分の武器を自覚して覚悟を持って利用している感じがいい。もっというと、頭が良いのがいい。ていうか作者の頭がいい。あたまいいひとがすき。
自分の好きになってしまうキャラの特徴として最も重要なのは『あざとさ』だ。今までもそうだったけど、こんなキャラを改めて目にとめてしまうとはなんというか、天性だなぁ…って感じ。チエル、メイヴちゃん、一色いろは。^~!
あざとさは知性だ。それがないと成り立たない。まず自分を知る。知覚して把握。ルールを得る。そしてそれに効果的に振舞って魅せる。あざとさとはただの媚びではない。知性を持ってこの世界を渡らんとす姿勢、挑戦の意志なのである。
このマンガ全体がしっかりとした設定、裏付けのある展開、コミックとしての理論、そのための構築量、なによりこうあって欲しいという自我がある。創作だ!
最近気づいたことだ。緻密な作品が好みらしい。
進撃の巨人
三体
出会って4光年で合体
n-buna
斜陽
ジャンルも音楽・漫画・小説・エロマンガなど様々だけど、どれも裏に山が見える。本、DVD、レコード、思考、経験の山が。
自分もいつかそういうものを作ってみたい。なにより自分が満足するために。自分が読みたいのだ。そのためには山を作らないといけない。どうすればいいと思う?がんばろ、それしか言えなくなった。避けていた言葉だが、これしか言えない。あえて抽象的に、意図的に「予見しようとしても原理的に不可能なもの」を、その可能性が含まれるものを極めてあいまいな状態で包含することばを、自分は「がんばれ」としか表現できなかった。
自分がどんなに苦しむのか。わからん。そのためにはどうすればいいのか。わからん。本当に、予測すらできないのか。ああ。がんばれ。
うん。がんばる。