うつ状態の克服(その2)失敗を新しい始まりと考える
よく仕事で失敗して落ち込んだまま鬱状態になってしまう人って、自分も含めて多いと思うんだよ。
そこで振り返って考えてみるんだけど、やっぱり原因は、失敗を失敗として見ていたことにあると言う気がするんだよね。
だけど、失敗を、何か新しいもののスタート点として考えるところが、ほんとに失敗の意味じゃないかとつくづく思うんだ。
例えばこんな話があるんだよ。
弁護士になろうと思って司法司法試験を何年も勉強した人がいたんだけど、なかなか受からないし、お金もないから、途中でアルバイトを始めたんだ。
それは高級腕時計の販売員のアルバイトなんだけれども、何年もやっているうちに、説明がとても丁寧だということで、成功し始めて、結局それが仕事になっちゃったんだよ。
まぁ、結果論かもしれないけれども、この人にとって接客業の方が本当は向いていたんだろうね。
やっぱり適材適所っていうのはあると思うよ。
そして、仕事で失敗したことによって、本当に自分に向いているものが別にあると言う探求が始まると思うこともできるよね。
やっぱり失敗を受け入れると言うところが始まりだろうね。
そういえば、ピクサーの映画で「カールじいさんの空飛ぶ家」というのがあったけれども、あの中に絶対に失敗を認めずに、孤独に暮らしている冒険家というのが出てきたけど、あれはとてもよくできた映画だよ。
カールじいさんは、奥さんのエリーが死んでしまったことを、失敗と受け止めて、ものすごく落ち込むんだね。
だけど、奥さんのエリーが、自分が死んだ後に、新しい冒険を始めてほしいと遺言を残していたことに気がついて、そこから新しい人生を始めるところがとても良いんだよ。
そして人間はよく失敗するけども、失敗を運命づけられているんだよ。
なぜならば、人間と言うのは現在の自分以上の何かなんだよ。
そして自分の今の自分を超えたものえと成長していくために、まず失敗が必要なんだと思うよ。
失敗は例えて言えば、蛇が脱皮するような、そのきっかけなんだと思うよ。
失敗がなければ、やはり成長もないんだよ。
だから成長する企業ほど、失敗を奨励するし、失敗から何かを学べと言うことをいつも問われるんだろう。
それは考えると言うことだし、考えることがどれだけ自由性を持っているかが人間の成長なんだと思うよ。
やっぱり人間の本質は自由だと思うんだよ。
そして自由とはあらゆるものを飛び越えていく、超越していくと言うことだと思うんだよね。
そのきっかけが、失敗するという事なんだと思うよ。
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