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積み重ねの力 意志を持った丁寧さが真似できない差別化を生む

破れ窓の理論というのがあるんだよね。

これは80年代のニューヨークで市長をやっていたジュリアーニさんと言う人がいたんだけれども、窓が壊されていたときに、それを放置しておくと、次々と破れ窓が広がっていくと言う考えたよ。

そこでニューヨークの地下鉄で落書きされたりしたときに、それをどんな小さなもので絶対に許さないで直していったんだよ。

これはほんとに些細なことに見えるけれども、この考え方で、犯罪都市と言われたニューヨークは見事に再生して、観光都市に生まれ変わったそうだよ。

破れた窓を直すのは、ほんの些細なことだけれども、これを積み重ね積み重ねていけば、町全体が美しいものへと変貌していくと確信を持って実行したのは偉いよね。

これはゴミ拾いなんかも同じだよね。

空き地なんかで、たくさんゴミが落ちて汚いところがあるけれども、じゃぁ自分も捨てていいかなと思って、カラーボックスとか、壊れた電子レンジとか、大きなものまで捨てていくからね。

人間の生き方もやっぱり同じだろうね。ほんの小さなことでいいから、積み重ねていくと、それが大きな力になるというのがあり得るよ。

最近誰も言わないかもしれないけど、やっぱり丁寧に生きるという事はとても大事なことだよね。

確か帝京大学のラグビー部だったと思うけれども、監督が1番口やかましく言った事は、玄関の靴を揃えることだったらしいね。

そんなところから始まって、お互いに礼節を守ると言う考え方を徹底していくうちに、ラグビー日本一にもなったみたいだね。

青山学院大学の駅伝部でも、1番大事にしてるのは、夕食の時に全員が揃ってから、いただきますを言って、一斉に食べると言う事だそうだよ。

どんなことでも、積み重ねていくと、大きな力になるということはとても大事な考えじゃないのかな。

ヨーロッパの地方の田舎町でも、本当に綺麗で、写真を何枚も撮ったりしてしまうこともあるよね。

あれも何百年にもわたって、そこに住んでいる人たちが、丁寧に生きると言うことを心がけてきたんだろうね。

やっぱりあるがままに任せたら、自然に戻っていくし、荒れ果てていくというのが宇宙の法則だろうね。

人間には自由な意志があるから、それを信念にまで高めていって、具体的な行動として、世の中にとってためになることを、積み重ねていくと言う事は、必ず自分にも返ってくるだろうね。

やはりあるがままと言うのはレベルとしてはそんなに高くないと言うことを知らなくてはいけないと思うよ。

人間の本質は、心であり、意思であり、あるがままに対して抵抗して向上していくことだからね。

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