セックスツーリズムの目的地・日本 汚名返上が必要だよ
大晦日のジャパンタイムズに日本が世界有数のセックスツーリズムの目的地になっているという記事が出たね。
本当に情けない話だけれども、旅の恥じはかき捨てということだろうね。
世界にはオランダのアムステルダムとか、ドイツのハンブルグとか、タイのパタヤとか、セックス産業がたくさん集まっているところはいっぱいあるけどね。
大体大きな国際貿易港で、船乗りたちが欲望を満たすために立ち寄るところから発達したんだろうね。
だけど、日本の歌舞伎町は、先進国には珍しく、性産業の規制が緩やかすぎて、悪乗りしているところもあるかもしれないね。
江戸時代から、遊郭はあるし、それが形を変えてソープランドになったり、AVになったり、ラブホテルになったりしてはいるけどね。
だけど、失われた30年の間に、まともな産業がどんどん衰退して、このセックス産業がなんと4兆円産業になったんだよ。
去年の日本語での検索ワードで、「hentai」が4位入ったそうだよ。
ある経済学者の推計によると、セックス産業に従事している日本人は30万人もいるそうだよ。
特に女性客を対象にしたセックス産業が今は増えているみたいだね。
コンセプトカフェも、女性がお客さんで、男性が接待をするのをメンコンと言うらしいね。
歌舞伎町歩いてると、コンセプトカフェの客引きをやっている少女たちがものすごくたくさんいるし、みんな整形手術をして、同じような顔になっているのが、ちょっと恐ろしいね。
ホストクラブについては、女性客を騙して、たくさんの借金を背負わせて、風俗に売り飛ばす極悪非道なことが行われているしね。
ボランティア団体の努力によって、今度、風俗営業法が改正されるということで、それはそれでとても良いことだと思うよ。
だけど、法規制を厳しくしても、抜け穴を探していたちごっこが続くからね。
そこでこの汚名を返上するために何が必要かだけれども、やっぱり宗教的なもの、特に仏教をもっと大切にすることが必要かもしれないよ。
やはり仏教と神道では、性道徳に関しては、厳しさが全然違うからね。
仏教には、血の池地獄とか、色情地獄というのがあって、性道徳を踏み外した人は、地獄に落ちることになっているんだよ。
だけど、神道では、その辺がとても緩やかで、お祭りの日には境内で乱交をやってもいい位だからね。
明治維新で、仏教が日陰のほうに追いやられて、国家神道に統一されたのが、マイナスの効果を生み出していると言えるかもしれないよ。
やっぱりはっきりと、性道徳を踏み外した人は、地獄に落ちるということを国民の常識にしないといけないんじゃないかね。
そうすれば、ゆるすぎるセックスに関する考え方も、少しは締まってくるんじゃないのかね。