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ビデオゲームの功罪 酒類と同じだよ

昨日のNHKスペシャルで、ビデオゲーム市場が漫画を上回って世界で巨額になっているとリポートしていたね。

とても勉強になったよ。

特に今インディーゲームというのが台頭してきているというのは知らなかったよ。

そもそも50代のオヤジは子供の頃にインベーダーゲームやパックマンをやったぐらいしか知らないからね。

だけど、インディーゲームでは、作家性が強くなってきているんだね。

インドネシアのクリエイターが、喫茶店でお客にコーヒーを出すゲームを作って、世界的な大ヒットになったのにはびっくりしたよ。

お客の会話をただ聞くだけのゲームなんだけれども、そこに人生の様々なヒントがちりばめられているみたいだね。

それからカフカという作家の小説を題材にしたゲームがあるのも初めて知ったよ。

ビデオゲームは、お酒と一緒で、適度にやれば良いんだけれど、習慣性を持つと人生を破滅させるものだろうね。

お酒を作る人には、やはりプロフェッショナルとしてのこだわりがあって、それが付加価値を生むからね。

だけど、人間の精神を豊かにする力には限界があると思うよ。

一生酒と付き合うことで終わってしまう人もいっぱいいるけれど、ビデオゲームも同じだよ。

やっぱり人間は人間の社会の中で何を成し遂げるかというところに、中心をおかないといけないよ。

そのためにも人間の営みである、歴史や哲学や宗教や社会学をしっかりと勉強することが必要だと思うけどね。

だからどんなにゲームが巨大市場になったとしても、文学や哲学や書籍の世界は決して廃りはしないと思うよ。

むしろみんながゲームのほうに走っている今、しっかりと人類の遺産としての宗教や文学や哲学を勉強すべきじゃないのかね。

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