和スイーツの粉は何が違う?
雨が多くてじっとりする季節。
そんな季節はさっぱりしたものが食べたくなります。
白玉や寒天、水まんじゅうなど、さわやかな和スイーツを作りたくなります。和スイーツ作りで登場する材料には、洋物にはない粉がよく見受けられます。
白玉粉
上新粉
道明寺粉
などなど。
いったい、違いはどういうところにあるのでしょうか?
白玉粉、上新粉、道明寺粉のどれも、実は「米」であることには変わりありません。
しかし白玉粉と道明寺粉はもち米、上新粉はふだん私たちが口にしてるごはん(うるち米)からできているという違いがあります。
白玉粉は、もち米に水を混ぜながら曳き、それをふるいにかけて、沈殿したものを乾燥させて粉にしたものです。
道明寺粉は、もち米からいちど餅にして、乾燥させたものを割ってつくられます。割ったときのサイズによって、種類が分かれます。
上新粉はうるち米を、こまかーーーく挽いてつくった米粉の種類のひとつなのだとか。
同じ「米」とはいえ、こういう違いを知った上で味わうと、また新しい発見があるかもしれませんね。