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展覧会『РОССИЯ』 スポーツ

2023年11月4日から2024年7月8日まで、モスクワのВДНХで行われた展覧会『ロシア』。
ロシアだけで、万博をやってしまったような規模の展覧会で、すべて無料で公開されました。
会期中に訪れた人は約1850万人で、大盛況でした。

メゼニ塗りのマスタークラスが行われた建物は、

スポーツに関する展示がありました。

モスクワオリンピックの金メダルです。

2018年のサッカーのワールドカップのマスコットのザビワカ君です。

気になったのは木製のスキー。

いつの時代のスキー板か気になったので、ブースにいる人に訊いてみました。博物館の学芸員は、それぞれ専門の人で、少し質問をすると、詳しく説明してくれますが、ここにいたのは若い人で、展示品のことをよく知らなかったようです。

「1980年のスキー板だ」と言われました。それ、本当かなと思いつつ、当時のソビエトは広いし、オリンピック選手は最新の道具を使うかもしれないけれども、地方都市で滑る人はこういう板だったのかな?と思い、帰ってきました。

私の父は独身の時に、スイスやイタリア、フランス、アラスカなどでスキーをするために、海外旅行をしていました。70年代に購入したスキー板を結婚してからも使っていましたが、このような木製ではありませんでした。
まあ、今のスキー板やスキー靴からすると、かなりの旧式でしたが、それでも、ここまでではありません。父は、スキーにお金をかけていたので、スキーウェアや帽子なども、メーカーの物を使っていました。1998年の長野オリンピックの時に、スキージャンプの人たちが使っていたスキー板と同じメーカーの帽子を父はかぶっていると驚いたほどです。
そのため、70年代に購入した父のスキー道具は、ものすごくお金がかかっていたはずなので比較できません。国も違うし。

1980年代に地方都市に住んでいた夫に写真を見せながら、訊いてみると、このような板で滑っていなかったようです。義母の子供の時(1960年代)でさえも。

やっぱりと思いました。

それで、別の日にもう一度行って、別の人に質問してみようと思いましたが、別の人も若い人で分からないかもしれないと思ったのと、なかなか行くのがめんどくさくて、7月8日まで行くことはなく、結局この板はいつの物か分からずに閉会しました。

聖火のトーチです。

モスクワオリンピックもあります。

ソチオリンピック。

展覧会『РОССИЯ』に関する他の記事は、こちらにまとめてあります。


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チェブラーシカ
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