10月4日は、ムールマンスク市ができた日
1916年10月4日に、ムールマンスク市ができました。2022年は、106年になります。
今日は、2016年8月にムールマンスクを訪れた時のことを書きます。
私がムールマンスクを訪れた2016年8月は、市制100周年前で、こんなカウントダウン時計もありました。
ムールマンスク到着時の強烈な思い出は、こちらに書きました。
外からのムールマンスクの駅舎です。
ホテル
とりあえず、ホテルにチェックインしました。
アジムトホテルというホテルで、部屋は鏡張りでしたが、トイレもきれいで、シャワーも大きく、いいホテルでした。ホテルのレストランの食事もかなりおいしくてよかったです。
ムールマンスクへ行くときは、アジムトホテルがおすすめです。
このパンが、本当においしくて、持ち帰りたいくらいでした。
デザートです。
スープです。
ご飯とビーフストロガノフです。
観光スタート
お腹もいっぱいになったので、観光スタートです。
街灯は、船の形をしていて、ロシア国旗の色の旗もついています。
郷土博物館
ムールマンスクの郷土博物館を見学しました。ロビーに展示されていた船の模型です。
石です。
ムールマンスクの地図が欲しいという人がいたので、博物館見学前に、お土産を見て、ムールマンスクの地図を買いました。私も、記念に地図を買いました。
クマなどのはく製です。
北極圏に来たなあと思える、トナカイのはく製です。
昔の家の様子の展示です。
家の建て方の説明があります。
こちらも家の再現の一部です。
ムールマンスクの人の冬の服です。動物の毛皮で作られていて、ブーツも長いです。
こちらも冬の服です。これを着て歩いていたら、動物か人間か分からないくらいのしっかりした毛皮です。
こちらも毛皮の服です。
スキー板です。
現地の人の昔の文字です。
こちらも昔の文字です。
室内の一部の再現です。サモワール、ロシア正教のイコン、糸を紡ぐ道具などがあります。
先ほどの部屋の右半分です。
織りきです。
電話交換台です。
昔のお金の展示もあります。
時代が随分近代的になってきました。ソビエト時代のムールマンスクの家の様子です。
天井裏も何やらあります。壁にかかっている木の物は、洗濯板などがあります。
コルホーズの新聞や、バヤンという楽器です。
第2次世界大戦中の展示もありました。
プレス機もあります。
これは、郷土博物館の建物です。
郷土博物館のホームページはこちらです。
私の写真は、私が興味のあるものだけなので、他の展示も見たい方は、こちらのバーチャルツアーを見てください。
ホテル周辺の散策
文化宮殿です。ムールマンスク市ができた時に、漁師のための文化会館を建てるという話があり、1932年11月7日に完成しました。
文化宮殿のホームページです。
聖人ニコライがひいきにしていた教会があった場所です。
これは、建設するときに、足場を設置すると、その後、ロシア正教の場合は、十字架を設置するようです。
議会の建物です。
ナナカマドです。
そして、こちらが、宿泊したアジムトホテルです。ムールマンスクは、永久凍土の上なので、高い建物を建てることができず、このホテルの16階建てが街で一番高い建物です。
アジムトホテルのホームページはこちらです。
また、ナナカマドですが、8月中旬ですでに葉が赤くなり始めているものもありました。
先ほどの文化会館の正面です。
行ったときは気づきませんでした(ただ、忘れているだけかもしれません)が、漁師のためということもあり、両側にいかりがあります。
ムールマンスク市にもレーニン像があります。
北緯68度58分
また、ムールマンスク市の南には、記念碑があります。
北緯68度58分の記念碑です。北極圏です。
ムールマンスクの町並みは、こんな感じでグレーが多い印象でした。
夏は、白夜で24時間明るい日がありますが、冬は40日間太陽が昇らない日があります。1月1日に初日の出を拝むことができない地域です。そのうえ、このように曇り空で建物が灰色だと、精神的にめいりそうで、生活は厳しいものだと想像できます。でも、そういう場所でたくましく生きている人々がいます。
灯台と教会
灯台です。
写真はありませんが、この近くに、いかりの記念碑があり、それは、平時に亡くなった船員の記念碑でもあります。
こちらも何かの記念碑です。
水上の変容教会です。
教会の前にあった、キリストです。
後ろの建物もやはり灰色です。
丘の上からは、湖が見えます。
教会の入り口です。
教会のホームページはこちらです。
アリョーシャ
そして、第2次世界大戦の犠牲者の記念碑のアリョーシャです。
アリョーシャの所からは、先ほどの教会が見えます。
小さくて分かりにくいかもしれないので、拡大しました。
アリョーシャの後ろ姿です。42,5mの高さがあるので、ものすごく大きいです。1974年に建てられました。
周辺には、記念碑や大砲などの展示もあります。
丘から見た景色です。不凍港で、船がたくさん停まっています。世界初の原子力砕氷艦も停泊しています。今は、博物館になっています。
ムールマンスクの街並みです。アジムトホテルも見えます。
アリョーシャの名前で親しまれている像の正面です。ここにも永遠の火があります。
斜めの角度から撮ったものです。
少し離れて撮りましたが、左の方に人が立っているので、どんな高さか分かると思います。
横からも撮りました。
アリョーシャ像の前から見た景色です。
別方向から見た景色です。
夕ご飯は、北極圏にあるマクドナルドで食べてみました。
今は、制裁の影響でありません。
マクドナルドは、ショッピングセンターの中にありました。
近くに郵便局があったので、ムールマンスクの消印が欲しくて、日本の自宅用にはがきを出しました。ロシアからの郵便は届かないことが時々ありますが、ムールマンスクからのはがきは無事に届きました。
ホテルの部屋からの景色です。
8月中旬で雨が降っていましたが、夜9時でこの明るさです。
別の方向です。
右には、文化宮殿が見えます。
競技場も部屋から見え、客席はロシア国旗の色になっていました。
ホテル周辺のアパートの壁はカラフルなものが多いですが、遠い方は灰色です。
帰りは、寝台列車でなく、飛行機です。こちらが、ムールマンスクの空港です。
こじんまりとしていて、私はこういう雰囲気が好きです。
空港内の壁には、ムールマンスクの職業の彫刻があります。
以上、16時間くらい滞在したムールマンスクの旅行記でした。
【10月4日の過去記事】