【展覧会】コロリョフの家博物館
1966年1月14日に、コロリョフが亡くなりました。
コロリョフは、ガガーリンを乗せた宇宙船を設計した人です。コロリョフがいなければ、人類初の宇宙飛行をソビエトが成し遂げることはできなかったと思います。
無料博物館週間のイベントをいろいろ調べているときに、コロリョフの家が無料で公開されていることを知りました。
コロリョフのことは、この時初めて知ったくらいで、詳しくありませんが、無料で公開されているのなら行ってみようと思いました。
第3週(15日のある1週間)の木曜日は無料ということで、出かけてきました。2023年2月にこの博物館が無料になると知って、チケットを申し込もうとしたけれども、私が行きたい時間帯は、すでにチケットがなく、行けませんでした。それで、3月は、早めにチェックし、開館と同時の11時のチケットを予約できました。
それで、雨が降る最悪な天気の中、出かけました。
門が閉まっていて、インターフォンを押すようになっていました。
そして、インターフォンを押して、博物館の敷地に入ります。私が入ると、警備員が慌てて、飛び出してきました。いきなり、外国人が来たから、びっくりしたのでしょう。
警備「何しに来た?」
私「今日は無料博物館の日だから、博物館に。」
警備「チケットを持っているのか?」
私(スマホを出しながら)「はい、あります。」
警備「本当に?」
私「11時のチケットです。」
警備(スマホは見ずに)「分かった。ここを行って・・・」
私「写真を撮りたいのですが。」
警備「ああ、いいよ。」
ということで、忘れないうちにコロリョフの像の写真を撮りました。雨に濡れて、顔の部分がおかしくなっています。天気のいい日にもう一度来て、写真を撮らないといけないと思いました。
家の写真も撮りました。
撮り終えたら、
警備「ここを行って、右に曲がって下に降りて。そこが入り口だから。」と言われました。
まあ、それを訊くまでもなく、歩いてくる途中に、人が地下に潜っていくのを見ていたから、入り口がどこかはなんとなく分かっていました。
博物館の中に入って、すぐに、スマホにある電子チケットを見せると、受付の人がQRコードを読み取りました。
地下から見学がスタートしたけれども、書類をじっくり見入っている人が多く、写真を撮っている人がいません。
念のために博物館の人に写真を撮っていいのかどうかをきいたら、「カメラで撮るのはだめで、スマホで撮るのはいい」ということでした。
しかし、私は、スマホで写真を撮る方法を知りません。だから、諦めました。
学芸員がいない通路などで隙を見て写真を撮ろうかと思ったけれども、この学芸員が私のあとをぴったりついてきたから、写真を撮れませんでした。
コロリョフが実際に生活していた家の中の様子の展示は素晴らしくて、写真を撮りたかったです。
家に帰り、ホームページを見たら、写真禁止とも書いていないから、また無料の時に行ってみて、次は、もう少し戦って見ることにします。たとえ、写真代を払っても撮りたいし、外国人だからと「だめ」と言った可能性もあるので、無料チケットを撮るのは難しいけれども、もう一度行きます。
1959年から1966年にコロリョフが住んで家というプレートです。日本だと昭和34年から昭和41年ですね。そのくらいに住んでいた家です。
コロリョフの家をいろんな角度から撮ってみました。
そして、4月の無料公開日にチケットを取って、再び訪れました。
前回は、雨に濡れて、顔の部分が変になっていましたが、今回は大丈夫でした。
地下のコロリョフの私物のコーナーは、何か講演会をしていたので、その部分を見ることはできませんでした。
学芸員に何も言われないから、写真を撮り始めました。前回、じっくり見ているから、写真を撮るだけなら、早いです。
テレビやラジオも当時のもの。1959年から1966年にコロリョフが住んでいた家なので、日本だと昭和34年から昭和41年くらいです。
ピアノもあります。
リビングの調度品も素敵です。
前回も気になった食器類。
テレフンケンと書いてあるから、ドイツ製のラジオです。
台所です。ソビエト時代の懐かしい感じの台所です。
冷蔵庫も。食器棚もなんか素朴な感じがします。
2回へ行くと、本がたくさんありました。
書斎にもずらりと本が並んでいます。
3月に見て気に入ったのがお風呂です。広いです。
寝室です。
最後に、梯子の写真を撮ろうと思ったときに、職員に声をかけられました。「スマホでの撮影はいいけれども、カメラはだめです」と。
私のカメラは一眼レフとかではなく、12年前に買ったデジタルカメラです。なぜ、スマホで良くて、デジカメでダメなのか理由を聞きたいと思っていましたが、あと1枚だったので、戦うのもめんどくさくなり、最後の1枚はスマホで撮りました。
これが、スマホで撮った写真です。
【博物館のホームページ】
【最寄り駅】
【1月14日の日めくりカレンダー】