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映画と美術#11『赤い風車』ロートレックは恍惚に身を投じて
▷キーワード:印象派、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック、版画、ジャポニスム
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「アンバサドールのアリスティード・ブリュアン」をはじめとする19世紀フランスに活躍したポスター画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック。彼は、パリ・モンマルトルの歓楽街に身を投じ恍惚とした風俗を捉え続けていた。1867年に開催されたパリ万博で日本文化が紹介されると、フィンセント・ファン・ゴッホを始めとする印象派/ポスト印象派の画家に注目されジャポニスムが盛り上がり、ロートレックもまた「北斎漫画」を中心に浮世絵の世界に惹きこまれる。
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