461個のおべんとう
今日の晩酌のお供はこの作品でした。
夜ご飯の準備をする前に何を見ようかと、
Netflixを漁り、
まもなく私にもお弁当生活がやってくるな〜、と
おいしいご飯に出会えそうという気持ちだけで見始めたけど、暖かく優しくどこか懐かしいそんな気持ちになった。あらすじを見て選んだわけじゃないけど、なんだか見るタイミングは今だった気がする。
『うまくいくと思えばうまくいく』
そう、本当にそう、
ポジティブに考えることでいい方向に向く。
けどいっぱいいっぱいになっている時って忘れがちで、無意識にネガティブに走ってしまう気がする。そのセリフにハッとした。自分に言われている気持ちになってちょっと強くなれた。
『いろんなものを食べるってことは、
そんだけ世界が広がるってこと』
最近ワインを飲むようになった。ちなみに今もこのnoteを書きながら飲んでいる。今までは大きなイベントとか誕生日とかそんなときにしか飲まなかった。けど最近出会った人達に影響されて、ワインのおもしろさに気付いた。半年前の私に言ったら驚くだろうな、家でワインを飲んでいるなんて。少し私の世界は広がった。
『おいしいものは毎日おいしい』
この作品と似ているのは私自身も父子家庭のため、高校時代には、毎日父親がお弁当を作ってくれていた、ということだ。そこに懐かしさを感じた。当時は当たり前のように受け取っていたお弁当。リクエストをすれば嫌な顔せず、詰めてくれていたお弁当。毎日おいしかった。高校生活最後のお弁当の日も、いつもとなんら変わらない中身だったことを覚えている、けどそれが良かった。
「これは毎日のお弁当の話だ。
それ以上でも、それ以下でもない」
そんなセリフがあるが、その言葉通りお弁当の話だった。家族愛、友情、恋愛、勉強、仕事、ひとつの作品にいろんな話が詰まっていた、けどどれも真ん中にはお弁当があった。そう感じた。
休みの日の夜、見るのにとっておきの作品だった。
明日からまた頑張れそう。