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「Chatwork」PMによるnote始動の舞台裏

あけましておめでとうございます!PMの高橋です。
本年もどうぞよろしくお願いします!

さて、この「Chatwork Product Management」のnoteを立ち上げ、早くも半年が経ちました。いつも読んでいただき、ありがとうございます😊
今回はこのnote立ち上げ裏話を書いてみようと思います。これから会社・部門公式noteを開設したい!という方の参考になれば幸いです。


立ち上げのきっかけ

弊社は長年ビジネスチャット「Chatwork」を主要プロダクトとして開発していましたが、ここ数年は様々な新規事業にも取り組んでいます。そのため社名も昨年7月に株式会社kubellに変更しました。近頃では”BPaaSの会社”や“DXの会社”といったイメージを持っていただく方も増えてきたように思います。

一方で「Chatwork」の開発も引き続き活発に行なっているのですが、その点はあまり知られておらず、「Chatwork」のPMの日々の業務イメージも持たれづらいという課題がありました。

そこで「Chatwork」のプロダクトマネジメントをもっと知ってもらうため、PMグループとしてメンバーの日々の活動や取り組みを発信しようということになったのです。これがnote立ち上げのきっかけです。
私はPM内の広報担当として、noteの立ち上げからその後の運用を担当することになりました。

体制

取り組み内容を説明する前に、前提として体制をお伝えしておきます。主に以下のような体制で進めました。特に最初の記事公開までの工程は、採用ブランディングのメンバーにもかなり協力いただきました。

  • 採用ブランディングメンバー 2名

  • PMマネージャー

  • PMメンバー(広報担当)←これが私

また体制とは少し異なりますが、フロー整備やマニュアルの作成にあたっては、すでに数年運用されている「Chatwork プロダクトデザイン」の事例をかなり参考にさせてもらっています。Special Thanksです💐 
ぜひ併せてご覧ください!

note始動までにやったこと

ゴール設定

まず初めに実施したのが、関係者との「ゴールのすり合わせ」です。
取り組み背景は広報担当に任命された際にマネージャーからざっと聞いていましたが、PM全員で運用していくために、改めて目的やゴールを言語化してすり合わせました。

問題意識(As-Is)を書き出し、そこからnoteを運用することで目指したい姿(To-Be)を定義します。またTo-Beの状態に向かって、直近半年で出す記事の方向性を決めました。
これらはドキュメントに記録しておき、執筆時に確認できる状態にしておきました。

執筆フロー決め

ここに関しては前例のプロダクトデザインnoteの執筆フローをベースにしていますが、レビュー体制など、組織の状況に即して調整しました。ざっとこのような流れにしています。

  1. 記事案と公開時期の目処を仮決め

  2. ドラフト作成

  3. 初稿レビュー

  4. 修正・調整

  5. 最終稿レビュー

  6. 公開

必要ツールの準備

執筆フロー決めと並行して、記事作成に必要なツールを準備しました。用意したものは次の通りです。

◾️マニュアル
上記で決めた執筆フローに加え、 以下のようなルールや情報をまとめたドキュメントです。

  • 情報発信ルール

    • 情報発信によるトラブルを防ぐための基本ガイドライン

    • これは全社として定められているものをリンクする形でまとめています

  • 特定用語の表記ルール

    • 例えば「PM」「PdM」のように、同じ意味で表記方法が多岐にわたる語彙があるので、よく使いそうな特定用語については統一ルールを設定しました

  • 公開情報の参照先

    • ユーザー数等の情報は公式公開しているものと厳密に統一するため、参照先を定めています

  • 記事設定の方法

    • 記事へのタグ追加方法や、マガジンへの記事追加方法など、細かい記事設定の方法を書いています

◾️noteアカウント
この記事を書いているアカウントそのものの作成です。
メールアドレスとパスワードを決めれば最低限アカウント作成が可能ですが、何のアカウントかきちんとわかるようプロフィールを整備します。具体的には以下を決めて設定しました。

  • クリエイター名(アカウント名)

  • プロフィールアイコン

  • プロフィール文

  • note ID

◾️マガジン
いまのところ「Chatwork」のプロダクトマネジメントに関する記事はすべて本アカウントで公開していますが、ルールとしては個人の保有するnoteで執筆・公開してもよいことにしています。
個人のnoteで公開した場合でも、「Chatwork」のプロダクトマネジメントに関する記事としてまとめて見ることができるよう、マガジンを作成しました。

◾️見出し画像テンプレート
「見出し画像」とは、各記事の冒頭に表示されている画像です。見出し画像が設定してあると、特に記事一覧で見たときに見つけやすいので、原則設定するようにしています。
見出し画像の作成手段は執筆者個人にお任せていますが、特別なスキルがなくても簡単に作れるよう、文字を入れるだけのテンプレートを用意することにしました。こちらはブランディングのチームに依頼し、2パターン作成していただきました!この記事の見出し画像も、テンプレートを使って作成しています。

◾️採用情報ページ
これは始動してから作ったものですが、「Chatwork」のPMに関する採用情報を集約したページです。

もともと各記事に求人票を直接リンクしていたのですが、同時に募集しているポジションが複数あったのと、求人内容は状況によって変動する可能性があったので、簡単に・リアルタイムの情報にアクセスできるようにしたいと考えました。
これも実はプロダクトデザインnoteの事例を参考に作成しました。(プロダクトデザインさまさま…!✨)

執筆呼びかけ

そして最後に執筆の呼びかけです。PMメンバーの集まるチャットや会議で、月1くらいの頻度で呼びかけをしました。とはいえみなさん日々の忙しい業務をしながらなので、主催イベントがあるときはイベントレポートチャンス!年末はアドベントカレンダーチャンス!といった感じで、何かにこじつけたりもして宣伝していました笑

取り組みの結果

昨年9月から記事を公開し始め、昨年中に8本の記事を公開することができました🎉 また、全記事合計で315スキもいただきました(12/20時点)。読んでくださったみなさん、ありがとうございます!

ちなみにスキ数がトップだった記事はこちら!最近入社したメンバーも選考時に読んでいたそう。どんな人がいてどんな取り組みをしているのか、ここから知ってもらえたことはとても嬉しく思います。

おわりに

今年もnoteでの発信活動を継続予定です。様々なPMメンバーによる記事、楽しみにしていてください!

アカウントやマガジンをフォローしておくと、あなたのタイムラインで最新の投稿を確認できるのでおすすめです😎✨

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