ちゃっちー

京都からドイツ・ハイデルベルクに交換留学中の大学3回生。哲学を学んでいます。 Ein Austauschstudent aus Kyoto, der in Heidelberg Philosophie studiert

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京都からドイツ・ハイデルベルクに交換留学中の大学3回生。哲学を学んでいます。 Ein Austauschstudent aus Kyoto, der in Heidelberg Philosophie studiert

最近の記事

温泉と温泉みたいなプールと ー 黒い森への旅 (2) バーデン・バーデン

例のごとくバーデン・バーデンへも鈍行で移動することにしたのだが、そうするとどうしても避けられないのが、乗り換えである。乗り換えの何が問題なんだ、と思われるかもしれないが、これが実に大問題なのだ。なぜかって、ドイチェバーンが時間通りに着くことなんてまずないのである。長距離の路線なら数十分の遅延はザラで、6分未満の遅れは遅延とすらみなされない。その結果、運が悪いと乗り換えという乗り換えがことごとく失敗することになる。 それが今日起こってしまった。3回乗り換える必要があったのだが

    • Takoyakiと車と公衆トイレと - 黒い森への旅(1) シュトゥットガルト

      こちらの続きです 1日目。電車でハイデルベルクからシュトゥットガルトに向かう。鈍行で2時間ほど。特急を使えばもっと速いのだけれど、そんなのは貧乏旅行には無用の贅沢である。ドイツの学生はドイチェバーン(Deutsche Bahn: ドイツ鉄道)から Deutschlandticket という定期券を割引価格で購入することができて、なんと1日 1ユーロで国内の(ほぼ)すべての鈍行とバスが乗り放題になるのだ。とはいえ「ドイチェバーン最高、素晴らしい!!」とも言えない事情があったり

      • 黒い森への旅 (0) ー 出発

        ドイツに来てから1ヶ月が経った。近所の勝手が分かり生活が楽になってきた反面、到着したばかりの頃のワクワクや感動が薄れてきたことも感じる。毎日同じバスに乗って大学のドイツ語コースに通い、同じ人たちと同じ食堂で昼食を食べ、同じスーパーで買い物をして帰る。そういう日が続くと、別にそんな日常に特に不満があるわけではないのだけれど、ふとどこか遠いところに行ってみたくなったりもする。 そんな気持ちをドイツ人は „Fernweh“ と呼ぶ。ドイツ語でホームシックのことを Heimweh

        • Nowhere Man を読む

          友達が note で音楽紹介をしていたので、私も真似して好きな曲について語ってみることにした。今回はご存じビートルズの "Nowhere Man"。メロディーもさることながら、歌詞が素晴らしい。若きジョン・レノンの哲学的な深みを覗ける名曲だと思う。 (一応断っておくと、私はそんなにビートルズに詳しいわけではないし、私のこの勝手な解釈が正しいなんて言うつもりは毛頭ない。ただみなさんがこの曲を知り、ご自身なりの意味を見いだすきっかけになれれば、とても嬉しい。) 英語に 'no

          テスト

          テスト投稿です。 柚子胡椒って胡椒入ってないらしいですね。今知ってびっくりしました。裏切られたような、でもどこか納得するような、不思議な気持ちです。そういえばサンタさんがいないって知った時もこんな気持ちでした。 なんだこれ。 おやすみなさい。