入社3年目の寮生活を思い出して・・馬込駅周辺を歩く
色んな街を歩いていますが、今回はちょっと思い立って、自分自身の歴史を辿る街歩き、をしてみようと思います。
■前置き・・歩くきっかけ
東急線で、2024年9月に実施しているキャンペーンで、東急電鉄の1日乗車券が、何と半額で購入できるキャンペーンを知り、これはちょっと使ってみよう!というのがきっかけです。
https://www.q-skip.tokyu.co.jp/campaign/1
こちらにサイトがあります。実は、「Q SKIP」というサービスがあり、オンライン上で1日乗車券が買えてしまうシステムです。その1日乗車券は、実はQRコードが付与されるタイプのもの。最近、駅に自動改札にQRコードが詠める改札機が普及し始めていますが、まさしくそれを使った1日乗車券を販促するための半額イベント、でした。
ということで、これを使うと、自身が過去に住んでいた馬込駅周辺に行けるだろう。と思い立って電車に乗ったのでした。
ちなみに馬込駅は東急ではなく、都営浅草線の駅です。なぜ東急線?というと、後ほど東急線の駅のことも出てきますのでお楽しみに。
■馬込の寮から通った時期のことを思い出す
当時寮があった大田区馬込。新宿の会社までは約40分離れていて、最寄り駅は都営浅草線の馬込駅。そこから都営浅草線に乗って五反田で山手線に乗り換え、新宿に通う日々でした。
馬込駅は、第二京浜(国道1号)と環七通りの交差点部分にあります。ここから寮があった、中馬込地区までは、歩いて約10分くらいの道のりだったのですが・・、実はこのあたりは・・、
起伏が激しい駅の近くですが、駅前にお店が少なく、当時駅近くの通勤経路にあったのは・・、
そして、寮まで帰る道のりには・・、
そう、この道を歩くのが、何だかとってもしんどくて・・、
この坂を登り切ったら、ようやく寮に到着するという毎日。駅からの最後のひと登りが、ちょっとしんどかったな・・と思う日々でした。
そして、この少ないお店と、意地悪に思えた坂道にちょっと嫌気がさしてしまった私は、通勤経路を少し変えて、歩くと少し遠い駅まで歩いて通勤することにしたのです。
■長原駅までの通勤経路
その通勤経路は、恐らく寮から歩く距離は1.5倍くらいになりましたが・・、
東急池上線の長原駅まで歩くルートは、あの坂道が無いのと、駅前にちょっとした商店街があり、コンビニも色々あることが気に入り、会社までの所要時間も、ちょっぴり増えるだけで、乗換駅も同じ五反田駅・・、実は運賃や定期券もちょっぴり都営線より安い・・というこのルートが、お気に入りになり、長原駅経由で通った日がありました・・。それを実に20年以上ぶりに体験して、懐かしいわーという気持ちに浸った今回のプチ旅でした。
馬込の寮にいたのは、約2年弱という短い期間で、その後半戦の1年前後だけ、この通勤経路で通ったものですが、やっぱり懐かしい場所だったりするのです。
■休みの日には、大井町駅までお出かけ
そして、休みの日には、(なぜか)平日に乗る電車には乗りたくなくて、違う路線に乗ってリフレッシュしたくなることが多くて、よく行っていたのが、こちらです。
荏原町駅から、当時は110円という安さで、終点の大井町駅まで行けるのが楽しくて、大井町の町でごはんを食べたり、イトーヨーカドーで買い物をする人、でした。電車でなく、自転車で大田区や品川区の中を走り回ったことも懐かしいな・・。この付近は、戸越銀座や武蔵小山のような素敵な商店街があったり、大森のようなちょっと不思議に思える街があったりと、今からすると懐かしい場所です。そんな気分を久しぶりに思い起こさせてくれた、東急線1日乗車券のプチ旅。どうもありがとう!
■終わりに
馬込での寮生活。その寮は築40年以上ととても古く、ベッドと机と小さな冷蔵庫などを置いたら、それでもう何も置けないくらい狭い場所。私が退去した1年後くらいに取り壊され、今では立派なマンションが建っています。起伏の大きい丘の上なので、実は新幹線からも見えたりしていて・・、当時は新幹線で東京に帰ってくる手前で寮を見て、「ああ、またあそこに帰るんだ」とか思っていた場所。また新幹線の車窓から、新しく建ったマンションを見つけて、昔の寮の場所を思い出してみよう、とか思ったのでした。
そんな入社3年目、独身時代の生活を思い出す、プチ旅日記、でした。