◇八王子さんぽ◇高尾山を歩く①~高尾山口駅周辺を歩く~
八王子市で観光地と言えば・・・。高尾山!と即答できるくらい、有名な観光地です。市民なので気軽に行ける・・と思っていますが、今住んでいる南大沢からは比較的行きにくい場所にあるので、しばらく行けていなかったです。2月は少し寒い日が多く、何度か雪も降ったので、もう少し良い季節に行けばよかったのですが、こんなイベントが高尾山に歩きに行こうよ、と誘いをかけてきました(笑)。
実はこのイベントの開催を知ったのが1月末頃と遅く、しかも高尾山では2月しかイベントをやっていない・・、ということで、2月にピンポイントで高尾山に行くこととしました。
■高尾山口駅周辺を歩く
まずは、高尾山の玄関口、高尾山口駅付近を歩いてみましょう。
駅は、最近リニューアルされ、高尾観光の玄関口にふさわしい駅になりました。
高尾山口駅前の案内川。3年前の台風の時も氾濫し、駅前が冠水するなど、洪水被害に悩まされてきました。
3年前の台風時に高尾地区を歩いた様子。このあたりも浸水痕があり、少なからず被害がありました。当時のレポートありますのでご参考にお願いします。
現在、河川改修と親水性護岸にするなどの周辺整備工事を兼ねた整備工事が進んでいます。
洪水対策の大切な河川工事ですが、観光地としての景観も重視した整備が進められているようです。事業が進んでいくことを楽しみにしたいと思います。
トリックアートミュージアム、だまし絵がたくさん展示されていて、写真撮影とか、とても楽しいです。高尾山が悪天候で登山はちょっと・・と言う時は、ここを見学するのもおすすめです。
案内川と国道20号を一気にワンスパンで越えていく京王高尾線のトラス橋。橋を渡るとすぐに京王線はトンネルに突入していきます。
国道沿いに石像?と思ったら、山奥にある食事処のものでした。
案内川には、ほたるなど水生生物も多そうです。保護を訴える看板がありました。その奥に古そうな橋が。
京王高尾線の橋の真下に、ひっそりと地域住民向けの道路の橋が架かっています。
氷川神社の参道の橋。今は駐車場の入口に当たる場所で、駐車待ちの車で混雑しています。
橋の名前は、氷川橋。河川改修が進むと、この橋も架け替えになるのでしょうか。味わい深い橋ですが、今は観光駐車場の入口でいつも混雑する場所に架かっています。
南側斜面では、斜面崩壊対策工事が行われ、斜面の上でも作業が行われていました。地道な災害対策がここでもされています。
高尾山口駅の上流側。案内川の工事がよく見える場所に来ました。親水性護岸の設置が進んでいます。河川を一時的に締め切っての工事です。
駅前から少し上流に行ったところにあるのが、高尾橋。擬宝珠のついた高尾山の玄関口にふさわしいアーチ橋です。
古そうな橋に見えましたが、1990年にできたようです。
高尾山に向かう参道を歩いてみましょう。
高尾山と書かれた石碑。足利千人講が寄進して建てたようです。高尾山にも講による集団参拝の文化があったようです。
高尾山の石碑の場所は、高尾599ミュージアムがあります。ここは、1964年東京オリンピックの時に、ユースホステルが建ち、その後高尾森林センターや自然博物館があった場所。その場所を再整備しておしゃれなミュージアムが建っています。高尾山に登る前にここに寄り道すると楽しいです。
東京2020大会の五輪エンブレムが、このミュージアムの片隅に移設されています。
参道にはお店もたくさんあります。
参道途中にある、紅葉橋。大正12年にできました。
高尾山ケーブルの清滝駅に着きました。この日は天気も良く、ケーブルカーも混雑していたので、ケーブルには乗らず、高尾山の1号路を登ることとします。
ケーブルの駅には、北島三郎の銅像があります。
高尾山薬王院の入口。1号路の起点に当たる場所。様々な石碑などもあります。山に登る前に、少し眺めたいと思います。が、今回はここまでにします(笑)。次回は、清滝駅前や登山道の途中にあるモニュメント等を紹介したいと思います。
■終わりに
八王子市の謎解きイベントに誘われてやって来た高尾山。まずはその参道周辺を歩くと、新たな発見がたくさんありました。
次回は、山の上にある薬王院を目指して歩き続けていきます。
(続きはこちら)
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